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2019週末活動 山里の食文化体験と雪遊び
1月31日〜2月2日の2泊3日で、第6回週末ミニ山村留学「山里の食文化体験と雪遊び」を実施しました。
活動場所は長野県大町市の八坂美麻地区。
19名の子どもたちは、寒さを吹き飛ばして冬の自然を満喫することができました。
**** 1日目 ****
金曜日の夕方、東京駅に元気に集合した子どもたち。
途中、大宮駅で合流した子も合わせて19名での出発となりました。
北陸新幹線の車内では、夕食のお弁当を食べたり、初めて会った子同士でトランプやUNOをして楽しく過ごしました。
長野駅からはバスでやまなみ山荘を目指しました。
辺りはすっかり真っ暗で、時折ヘッドライトの光に小雪が映っていましたが、平日の疲れもあってか寝ている子がたくさんいました。
やっとたどり着いたやまなみ山荘。
初めて来た子もいたため、りょうリーダーから山荘の使い方や注意事項などを聞きました。
その後は、時間も遅かったので手早く入浴を済ませ、布団を敷いて消灯しました。
**** 2日目 ****
前夜の消灯が遅かったので、ゆっくり7時に起床した子どもたち。
少し眠そうな子もいましたが、山荘の前庭に集まって、大きな声で「やまびこ挨拶」をしたり、リーダーから自然の話を聞いたりしました。
山荘での食事は、当番が配膳をした後に正座をして食べるスタイル。
食器の並べ方やお箸の使い方、三角食べ、好き嫌いをしないなど、育てる会では食事作法も大切な体験としています。
そんな話を聞きながら、みんなたくさんおかわりをしていました。
いよいよみんなが楽しみにしていた雪遊びに出発です。
まずはミーティングで服装をチェック。
用意ができたら、山荘周辺には雪がなかったので、バスで15分くらいのところにある中山高原(昔はスキー場でした)に行きました。
雪だるまやかまくら作り、ソリすべり、雪合戦などをして雪遊びを満喫した子どもたちでした。
山荘に戻って昼食を食べた後は、和太鼓体験として東京都三宅島に伝わる「三宅島木遣太鼓」をみんなでたたきました。
難しいリズムもありましたが、徐々に恥ずかしさも抜け、最後にはみんなとても大きな音でたたいていました。
15時からは、ホームステイをするために各農家へと出発しました。
育てる会では、地図を持って家を探しながら行くのがルールですが、今回は山村留学生がいる農家もあったので、留学生が途中まで迎えに来てくれたところも多かったようです。
各農家に到着した後は、自己紹介などをしてから、田舎に帰ったような気分で楽しく過ごしていました。
**** 3日目 ****
お昼過ぎまで各農家で過ごしました。
リーダーが訪問すると、留学生を交えて将棋やオセロをやっていたり、外で缶蹴りや雪遊びをしたりして過ごしていました。
お昼ご飯は、信州の食文化体験ということで、おやきやお蕎麦などを農家の人と一緒に作りました。
みんなの感想は「おいしかった!!」の一言。
最後にみんなで写真を撮り、お世話になった農家の方とお別れをしました。
山荘に集まってからは、各農家ごとにどんな様子だったのか、代表の子が発表してくれました。
その後、忘れ物をしないように荷物を確認し、集合写真を撮って帰路につきました。
【今回のスタッフ】
チーフリーダー:りょうさん
リーダー:きのこ、おおけん、ひろき、あやか、やなぎー
サポート:アッキー、くっしー
山荘指導員:がっくん(31日)、みほりー(1日)、てらてら(2日)
【今回の献立】
<1日朝食>
ご飯、味噌汁(大根、ねぎ)、ししゃも、炒めもの(もやし、ベーコン、ピーマン)、おひたし(ほうれん草)、昆布の佃煮、みかん
<1日昼食>
中華丼(白菜、人参、玉ねぎ、しめじ、きくらげ、うずら卵)、スープ(玉ねぎ)、野沢菜漬け、プリン
(1日夕食、2日朝食・昼食は各ホームステイ先にて)
これで今年度の週末活動はすべて終了となります。
第5回が台風で中止になるなど残念なこともありましたが、多くの子どもたちが参加してくれました。
2020年度の詳細は4月中旬頃にお知らせする予定です。
またぜひご参加ください!