2017年度 第6回ミニ山村留学を実施しました
1月26日・27日・28日の2泊3日で、今年度最後のミニ山村留学を実施しました。
今までとは場所を変え、長野県大町市八坂美麻地区にある「やまなみ山荘」を中心に、雪遊びや和太鼓体験、農家ホームステイなどが主な活動となりました。
【1月26日(金)】
金曜の夕方に東京駅に集合した子どもたち。久々の再会に笑顔が見られた一方で、初参加の子は少し緊張気味。北陸新幹線とバスを乗り継いで、やまなみ山荘へと向かいました。
新幹線が大雪のために遅れ、長野駅からのバスも積雪のため慎重に進みました。八坂のセンターに到着したのが21時半過ぎ。そこからみんなで協力してお風呂、布団しき、歯みがきなどを済ませて、消灯しました。学校の後に集まって移動してきたので、疲れもあったのか、みんなすぐに寝息を立てていました。
【1月27日(土)】
7時に起きて朝のつどいをしました。マイナス9℃という寒さでしたが、みんなで声を合わせて「やまびこあいさつ」をしたら、寒さで縮んでいた体もほぐれたね。雪の中からみかんを探す恒例の(?)「宝探し」もしました。
そして、朝食のあとは待ちに待った雪遊びです。センターの近くの畑に行って、そりをしたり、かまくらや雪だるまをつくったりして遊びました。
みんな元気に遊んでいたのですが、やはり気温が低かったせいか、1時間を過ぎたころから「つま先がつめたい...」「かえろうよぉー」という声が聞こえ始め、予定よりも少し早めにセンターに戻りました。
早めにセンターに戻ってきたぶん、和太鼓の時間をゆっくりとることができました。元山村留学生のはなリーダーとおぐらリーダーに教わって、みんなで「三宅太鼓」を練習しました。はじめはバラバラでしたが、何度か練習しているうちに音があってきて、最後の方は少しテンポを上げて合わせることができました。みんなカッコよかったです!
そして、お昼ご飯の後は農家ホームステイに出発しました。一年間の山村留学生がお世話になっている八坂・美麻地域の一般のお宅に、ミニ山村留学の子たちも3、4人の班に分かれてお世話になります。地図をたよりにお世話になるおうちを訪ね、一年間の山村留学生に混じって生活しました。山村留学生の中には、去年までこのミニ山村留学に参加していた子もいて、突然の再会に大喜びする姿も見られました。のんびりしたあったかい時間を過ごせたことと思います。
【1月28日(日)】
子どもたちはお昼ご飯まで農家でお世話になって、センターに戻ってきました。それぞれの農家でどんなことをして過ごしたか、いちばん楽しかったことをひとつだけ発表してもらうと、「もちつき」「おやきづくり」「スキー場だったところでそり遊び」「かまくらを作ってたき火をしたこと」を挙げてくれました。みんなそれぞれに山里の冬の生活を楽しみ、山村留学生ともずいぶん仲良くなったようです。
みんなで記念写真を撮ってバスに乗り込み、帰路につきました。
今年度のミニ山村留学は今回で終了です。来年度の募集は4月中旬を予定しています。またみんなと楽しく活動できることを、スタッフ一同、楽しみにしています!!
【今回のスタッフ】
チーフリーダー:アッキー
リーダー:おぐらトースト、おーけん、ひろき、まりも、はな
サポート:くっしー
現地対応:かおりさん、みほリー
【今回の献立】
<28日朝食>
ご飯、味噌汁、もやしとハムの卵炒め、ほうれん草のおひたし、がんもの煮物、納豆、ヨーグルト
、みかん
<28日昼食>
他人丼、お吸い物、プリン
<28日夕食、29日朝食、29日昼食>
各農家にて