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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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第49回 収穫祭


11月16日(土)・17日(日)

いよいよ収穫祭の日がやってきました。

保護者や地域の方々など、沢山の方にご協力いただき、今年も大いに盛り上がりました。

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・1日目

最初は「感謝の式」から始まりました。祭壇やお供え物を用意して、農事を報告し、自然の神様へ収穫の感謝を伝えます。

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この儀式は、5月の「春祭り」で田に来て頂いた山の神様に無事収穫できたことをお礼し、山に戻って頂くために行います。「春祭り」同様、宗教的な意味合いではなく、日本で古来から大切にされてきた「自然を畏れ、敬う」気持ちを体験するものです。

祝詞の代わりとして、代表の学園生が感謝の作文を読み、無事に作物を収穫できた事を自然の神様へ報告しました。

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神事終了後は直会として、子どもにはお供え物の手作り落雁、大人にはお神酒が配られました。

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子どもたちが春から作業してきた田んぼでとれた稲穂と「山留米」も、保護者に手渡すことが出来ました。

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皆でお昼ご飯を食べたら、次は個人体験発表の時間です!

個人体験では、学園生が自らテーマを決めて「八坂・美麻でしかできないこと」を、地域の様々な方に協力していただきながら取り組んできました。その集大成を発表する時間です。

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それぞれの個性が発揮された発表となりました。

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全体発表では、去年に引き続き民話をもとにした創作劇を行いました。本番に向け、細かな所まで演技を練習し、練習後は反省会を繰り返し、皆で創り上げてきました。

本番では十二分の成果を発揮し、感動で涙する方もいらっしゃいました。たくさんの方から感想をいただき、子どもたちも達成感を感じられたようでした。

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夕食は、受け入れ農家さんを囲んで会食会を行いました。発表の感想や、生活の様子などを話し、どのテーブルも和気あいあいと話していました。

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会食会の途中にも演目を披露しました。見てくれた農家の方や保護者の方から盛大な拍手をいただき、大いに盛り上がりました。

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また、今年も多数の修園生が来てくれました。演目にも、修園生たちは張り切って参加し、迫力のある演目を披露してくれました。修園生たちの腕前を見て学園生達は、「すごい!あれくらい上手になりたいな」と、修園生の姿に憧れている様子でした。

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最後はみんなで信濃の国、山留のテーマを歌い、1日目は賑やかに終了しました。

・2日目

この日は学園生と保護者が店主となり、模擬店販売を行いました。
この日もたくさんの方に来園いただき、収穫祭は大盛り上がり。
「おいしいよ、買ってってー!」と売り子をする子も。

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模擬店の合間に演目発表も行い、参加者の間近で大迫力の演目を披露することができました。

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普段お世話になっている地域の方をおもてなしすることができ、無事に2日目も終了することができました。

学園生は、収穫祭に向けて、個人体験、演目や劇の練習だけでなく、それぞれの係の仕事も分担して取り組んできました。皆で一つの目標に進むために、協力をテーマに一人一人が目標を立てて取り組みました。

収穫祭が終わった翌日は、収穫祭の取り組みでうまくいったこと、ここがもう少しという課題点を出して振り返りをしました。
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4月からの学園生活で、成長した姿を地域の方々や保護者の方々に見せることができました。修園まで残り4か月。収穫祭で一つにした気持ちを切らさず、27人全員で歩んでいきます。















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