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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

美麻地区文化祭


10月14日。この日は全員で美麻地区の文化祭へ。

美麻小中の7年生から9年生は、学校行事として参加しました。1日中、運営や総合学習の発表と大活躍でした。学園生は、演目発表の時間をいただき、披露してきました。

学園生は、全員で舞台で披露するのは今年度初。収穫祭に向けて練習をしている3演目を発表しました。

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午前中最後の発表でしたが、準備から最後の礼まで、緊張感に飲まれることもなく、皆が気持ちを込めて取り組むことができた時間となりました。演奏後、観ていた方々から「やっぱり山留生はすごいね!」「去年より上達してる!」「収穫祭が楽しみだね」とお褒めや励ましの言葉をかけていただきました。それでも、「ちょっと早くなっちゃった・・・」「隣とぶつかって思うように叩けなかった・・・」など、個々に反省は多々あるようで、現状に満足しない学園生に今後も期待です。

今月末には、八坂地区の文化祭もあります。大舞台を踏む毎に、成長を重ねていくことでしょう。

そして今日から農家入り。今週末の日曜日には、大町アルプスマラソン大会へみんなで出場します。


21:41


脱穀


10月13日。この日の朝は、気温7℃とこの秋一番の冷え込みに。朝起きると「さむいー」と言っている学園生も多く、外に出ると吐く息も白いほどでした。山々が連なる谷には雲海が広がっていました。

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稲刈りから一週間。はざ掛けし干した稲の脱穀作業を行いました。
脱穀の作業も昔ながらの農機具を使い手動で行います。

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まずは足踏み脱穀機を使い、稲から籾をとっていきます。踏んで脱穀機を回す人と機械に稲を入れる人に分かれ効率よく作業をします。「もっとまわしてー」「稲を先の方から入れて」と声をかけ合いながら作業を進めていきます。

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取った籾はふるいにかけます。ここでは残った藁や大きい草を取り除いていきます。

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千歯扱きを使って取り切れなかった籾をとります。

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最後は、唐箕を使い風の力で籾以外の藁やクズを飛ばし、選別します。

今年は夏の間雑草が生い茂り、収穫量は例年に比べて少なめでしたが、無事「山留米」を収穫することができました。


23:00


八坂古道歩き・今年最初の体験入園者来訪!


・10月7日

この日は希望者で八坂の古道を歩きました。

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八坂・美麻の旧村境を出発して、八坂地区道の小菅(こすげ)地区まで約7kmの山道を歩きました。

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ほとんどが、未舗装の道で、いつも歩く通学路とは違った植物がたくさんありました。「この花の木はなんだろう?」と植物を探す子、「キノコあったよ!」とキノコを拾う子、それぞれ見つけたものを指導員や周りの子に聴いて確かめながら、山道を進みました。

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この道は、もともとは旧八坂村の集落同士を繋ぐ道路で、道沿いには、江戸から明治の頃にかけて作られた石碑・石像が建っていたり、昭和の頃に使われた木の電柱があったりと、人々の生活の痕跡をたどることが出来ます。集落整理等によってこれらの集落は昭和40年代から50年代には無人となり、今はもう、畑だった場所は植林され、その杉やヒノキも樹齢30年程の大きな木になっています。

そんな静かな山の中を、約7キロ、子どもたちは元気に歩き、目的地の小菅地区に到着しました。

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小菅地区に到着したので記念撮影!!

アケビやヤマナシを拾い食いするなど、八坂の秋を満喫しながら歩く道中でした。

他にも週末は、地元の方々にお世話になりながら、個々の興味関心に基づいた体験をしました。

また、昨日から1泊で2名の体験入園生が来ました。2名とも緊張の面持ちでしたが、学園生たちは「どこからきたの?」「趣味とかあるの?」と積極的に声をかけていました。生活面でも「ここの掃除はね」「布団はこうやって敷くんだよ」と優しく教えている姿が見られました。

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夜には、太鼓と民舞を3演目披露しました。お客さんがいたこともあり、太鼓を打つ姿勢や顔つきがいつも以上に気迫にあふれていました。体験者の中には、感動して涙を流す方もいて、「気持ちは伝わるんだ!」と、文化祭や収穫祭を控えた学園生にとっても、大きな励みとなる時間でした。


21:53


稲刈り、サツマイモ掘り


10/6(土)

<稲刈り>

9月中旬に予定していましたが、雨続きで延期となっていた稲刈り。ようやく本日は晴天!日差しもあり少し暑いくらいの気候の中、稲刈りが行われました。

今や稲刈りは機械であっという間に刈ってしまいますが、山留生は全て手作業で行います。
2人1組のペアで稲を刈り、中学生を中心に刈った稲を結束し、はざかけ(天日干し)をする作業を行いました。

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「まだこんなに刈るところある...」と先が見えず渋い顔をする学園生もいましたが「先を見ないで目の前の稲をどんどん刈ろう!」とみんなで奮起しながらひたすら手を動かしていました。
終わりが見えてくると「おー、もう少しで終わる!」「手空いてる人落穂拾って!」と最後までみんなで協力して作業を終えました。

<サツマイモ掘り>

稲刈りをしてからすぐ畑に行き、サツマイモを掘り起こしました。
稲刈りの直後で疲れも見えましたが、「さー掘るぞ!」とスコップやクワでサツマイモを掘っていきました。
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<秋の味覚>

本日の夕食には、ついに「松茸の茶碗蒸し」が出ました!
とても香りが強く、口に入れたとたん松茸の香りが口から鼻へと広がり、茶碗蒸しの滑らか舌触りと松茸の香りが口の中に残り、とても美味しく頂きました。

学園生の中には、人生初の松茸という子も多く、「マツタケってこんなにおいしいんだ!」と秋の味覚に大満足の様子でした。
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17:22


秋の味覚・収穫祭準備


10月に入り、朝晩は冷え込むようになってきました。それでも日中は気温が上がるため、半そでで出かけていく学園生もいて、寒さに負けず元気に過ごす子どもたちの姿があります。

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秋の味覚と言えば・・・・「松茸!」
今日は、なんと地元の方から松茸の差し入れを頂きました。

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傘が開いてはいますが、とても立派な松茸(八坂産)!

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『これ何のきのこだ?』と玄関にクイズ形式で置いておきました。
子どもたちは帰ってくるなり「なにこれ?」「シイタケ?」「マツタケ?」と興味津々。触ったりにおいをかいだりしていました。

松茸は茶碗蒸しにしていただく予定です!

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夜は太鼓や民舞の演目練習。各演目に分かれて練習をしました。
リズムや音もだいぶそろうようになり、練習を重ねるごとに迫力が増しています。
新入園の子たちも継続生に追い付こうと、ひざを叩きながら必死にリズムを覚えています。
11月17日・18日に開催する収穫祭に向けて着々と準備を進めています。


21:12


日本海・センター活動


9月16日(日)・17日(月)

日曜日、天気は雨予報ではありましたが、20人の希望者で新潟県糸魚川市の海岸へ。事前にミーティングで、日本の国石でもある「ヒスイ」が見つかる糸魚川についてや、「フォッサマグナ」についてなどの話があり、「そのヒスイを探してみよう!」とみんな楽しみに活動へ出かけました。

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海に着くと「海だー!」と、テンションが上がっていました。

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「角ばった」「水にぬれているときらきらする」「白っぽい」などのヒント手掛かりに、一面石がゴロゴロする浜辺で翡翠を探しました。「これかなー」「これどうですか」といろんな石を拾っては、指導員に聞いていました。

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翡翠を探すだけでなく、丸い石やきれいな模様の石など自分の気に入った石を拾いました。

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拾った石は、フォッサマグナミュージアムで学芸員さんに鑑定をしてもらいます。

写真の鑑定者の方は、石を見続けて40年の大ベテラン。みんな緊張しながら鑑定を見ていました。残念ながら翡翠は見つかりませんでしたが、石英や瑪瑙(メノウ)と言った宝石を見つけた子もいて、「よっしゃー!」「宝石ゲット!」と大喜びしていました。センターに帰ってからもにやにやしていました。

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ミュージアムの敷地内に公園があり、ちょうど雨も上がっていたため、しばらくみんなで「ドロケイ」をし、汗だくになって走り回りました。

夕食は市場で魚介を購入して、海鮮キャンプをする予定でしたが、雨模様の為断念。能生の道の駅でカニが食材として使われている夕食を各自選んで食べました。その後、帰り道の小谷温泉で疲れをとってセンターへ帰りました。

移動のバス車内では、みんなで歌の大合唱やゲーム等で盛り上がり、終始元気な学園生でした。

次の日は、収穫祭の個人体験で興味関心の幅を広げるために、大町山岳博物館と塩の道博物館(塩の道ちょうじや)に行ってきました。

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山岳博物館は、登山の歴史・地層や化石・動物のはく製などの展示があり、動物の展示では、「大町にこんなに動物いるんだ!」と驚く子もいました。付属園では、ライチョウの飼育しているところも見られました。

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塩の道博物館では、かつて日本海から運ばれていた「塩の道」の歴史や文化を勉強してきました。蔵の中を見学したり、実際に使われていた建物・道具を見て、興味を深めていました。

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センターに帰ってからは、太鼓の練習。学年別・学園別、様々なバリエーションで練習を行いました。学園生活も半年が経ち、新入園生たちもどっしりとした構えで太鼓が叩けるようになってきました。継続生は、自分で改善点を見つけて直したり、指導員に聞いて練習している姿がありました。

今日から学園生たちは、農家入り。次回のセンターで今回できなかった稲刈りを行う予定です。


14:43


船舶活動


9/16・17

今回は今年度最後の船舶活動です。希望者10人で諏訪湖へ。前日までは雨が続き天候も心配されていましたが、当日は晴れ良い状況で活動をスタートさせました。

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まずは艤装。細かいパーツや場所も覚え、ロープを使いながら組み立てていきます。「これどうやるんだっけ?」と迷っている子もいましたが「これはこうだよ」と教え合いながら作業をしていました。

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お昼を食べて準備を終えたらいざ出発!「行ってきまーす」と元気よく湖へ出ていきました。

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風を読み、角度を調整しながら進んでいきます。
「たのしい?」「イエーイ」と、スムーズに船を走らせていました。
中にはタック(方向転換)がうまくいかずに止まってしまったり、風にあおられて転覆してしまう子もいましたが、「またやっちゃったー」と悔やしがりながらも「こうかな?」と考えながら取り組んでいました。

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1人乗り未経験の子は、数人で乗るヨットで役割を分担しながら練習します。「難しいな」と試行錯誤しながら操作を練習していました。

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夜は富士見町のすずらん山荘で一泊。ご飯を食べた後はミーティングです。今日の反省点をあげながら明日に向けてどうやったらうまく乗りこなせるかみんなで考えました。

2日目。天気も良くヨット日和でした。この日は全員で1人乗りのヨットに挑戦です。

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湖畔に10艇のヨットが並ぶと圧巻。マストが揺れ気持ちも高ぶります。

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前日の反省を生かしながら巧みにヨットを操ります。この日は風も強く転覆も多いようでしたが「沈(転覆)の回数減ったよー!」「うまくリカバリーできるようになった!」と満足そうでした。
10人全員が1人乗りに乗るのは学園活動としては初めてのこと。それぞれ課題を持って取り組み、個々の成長が見られた活動となりました。


22:28


八坂小運動会


9/9(日)

前日予定されていた八坂地区ふれあい運動会が本日に延期のはず...でしたが、残念ながら天気が回復せず、外での地区運動会は中止となってしまいました。
それでも、八坂小学生だけでの学校運動会は体育館で開催されました。

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応援合戦は応援団長を中心に気迫あふれる声と太鼓が鳴り響きとても迫力がありました。

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タイフーンではみんな全力疾走!「がんばれー!」と声援が聞こえ、どちらのチームも必死で「勝つぞ!」という気持ちが前面に出ていました。

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法被姿でパシャリ。

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最後の組体操では、みんなで息を合わせ掛け声とともに次々と技を完成させていました。練習の成果が存分に発揮できたことでしょう。学園生も「やり切った!」と満足そうな表情をしていました。

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運動会後は、農家の母さん父さんと一緒にお昼ご飯を食べました。農家さんの手作り弁当に「うまい!」「この煮物おいしいー!」たくさん頬張っていました。

あいにくの天気が続き地区運動会はできませんでしたが、それでも八坂小の子どもたちは日ごろの練習の成果を十分発揮し、笑顔で運動会を終えました。


21:27


レク大会


9/8(土)

この日は八坂地区ふれあい運動会を予定していましたが、あいにくの天気で中止となってしまったので、室内で「八坂美麻学園レクリエーション大会」を開催しました。
レクリエーション大会は、学園生生活班5チームと保護者チームの全6チームで行いました。この大会で大事なことは、チームワークです。班替えをして間もないチームでのチームワークが試される競技を多く用意しました。

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中3全員、8人による選手宣誓で幕を開けました。

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ボールをおくり...

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足をそろえ...

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風船をふくらまし...

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段ボールを組み立て...

競技中は「〇〇がんばれー!」「いけー!」「よくやった!」などの大声援が聞こえました。

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8種目の競技を終え結果発表。
優勝は2班、準優勝は4班でした。おめでとうございます!
順位は出ましたが、どのチームも協力し合い班の「和」を深めることができたのではないでしょうか。

互いにたたえ合い良いレク大会となりました。


20:56


収穫祭に向けて


7日の夜、中3を中心に、11月17日・18日に行われる「収穫祭」についてのミーティングが行われました。
中3から、収穫祭とは何か?どういったことをするのか?などの説明を聞き、その後生活班ごとに、改めて『今の学園に必要なこと、成功させるために必要なことは何か』を話し合いました。

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班ごとの話し合いの中では「基本的生活習慣を見直す」「やるときとやらない時の切り替え、けじめをつける」「みんなで協力し合い無駄な時間を減らす」「気遣いをし、フォローをし合う」など様々な意見が出ました。

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この話し合いは収穫祭への第一歩。
改めて山留生活の目的、自分自身のやるべきことを確認し、生活習慣、学園の雰囲気、関係性等、一つひとつを積み重ねながら、11月の大舞台を目指します。


20:59





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