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芋掘り、八坂地区文化祭
10月26日(土)・27日(日)
山も色づき、日中通して肌寒く感じる日が多くなり、子ども達の服装も次第に厚着になってきました。
この週末の活動は、サツマイモなどの収穫と八坂の文化祭に参加しました。
10月26日(土)
この日はサツマイモ、ヤーコン、里芋などの収穫や片付けをしました。
まずは中の畑でサツマイモとヤーコンの収穫を行いました。
マルチを回収し、手で掘り起こしていきます。
「見えてきた!」土から顔を出したサツマイモの周りの土を一生懸命掘り、サツマイモを収穫します。
「いっぱいとれた!」「こっちはこんなに大きい!」と、皆で育てて大きくなったサツマイモに大はしゃぎな様子。
紅あずま、シルクスイートを収穫しました。もう1種類安納芋を植えてありますが、こちらは収穫時期が遅いため、収穫はもうしばらく待ちます。
次にヤーコンも収穫しました。ヤーコンはキク科の植物で、根の部分が梨のような食感と甘みを持ちます。
収穫の仕方もサツマイモとは異なり、茎の根元を持ち、『大きなカブ』のように引っこ抜きます。
地面にしっかり埋まっているため、一人で収穫するのが難しい子も。「皆でせーので引っ張ろう」と言い、物語の1シーンのように力を合わせて引っ張ります。
「抜けた!」大きく育ったヤーコンが収穫できました!
その後、継続生は一坪畑へ。夏野菜の片づけや、畑の整備を行いました。
一方新入園生は上の畑で里芋堀りをしました。
里芋はサトイモ科の植物ですが、ヤーコン同様茎を引っ張って収穫します。
里芋の葉に興味を持つ子も多く、「大きいね」「さわるとふわふわしてるね」と観察してから収穫していました。
収穫したサツマイモは焼き芋にしたり、他の野菜たちも今後のセンターでの食事に登場する予定です。
夜は太鼓の演目練習をしました。翌日には八坂の地区文化祭での発表ということもあって、いつもより緊張している様子。
限られた時間の中で、集中して取り組みました。
10月27日(日)
この日はいよいよ八坂地区文化祭です。
八坂小中学生や地域の有志の方々が舞台発表をし、山留生の番になりました。今まで練習してきたはねこ、ぶち合わせ太鼓、三宅島木遣り太鼓を発表しました。
・はねこ
・ぶち合わせ太鼓
・三宅島木遣り太鼓
「緊張したー!」と、肩の力が抜けた様子の学園生。少しミスをしてしまったところもあったようでしたが、気迫のある演目発表をすることができました。発表後には、農家の方や地域の方々に「良かったよ!」とお声を掛けていただきました。文化祭を通じて、一層気が引き締まった様子の学園生達でした。
文化祭の終わりにはすいとんを振舞っていただき、皆でおいしくいただきました。
この日も午後からは個人体験に取り組み、夜には劇や演目練習と、ハードスケジュールな1日となりました。収穫祭準備だけでなく、日々の生活でも手を抜かずに、それぞれが互いを思いやって協力できるように模索しています。