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中学生活動
この週末は、小学生は通学合宿生たちと一緒にキャンプ活動の為、小中分かれての活動。
中学生はバドミントン部が大会で不在だったため少人数での活動となりました。
22日(土)は、大姥山(1006m)登山と田んぼの活動。
23日(日)は、笹の葉と山椒の実採り活動。
大姥山には山姥と金太郎の伝説が残る山として有名な山で、登る距離は少ないですが、急登になっており、途中には岩場が何ヶ所もあって登りごたえのある山です。
さすがは中学生、「結構きつい!」と言いながらも涼しい表情でどんどん登っていきます。鎖場もなんのその。
途中で木々の隙間から心地よい風が吹き抜け、さらに北アルプスや安曇野方面など景色が見えて「景色も良いし、風もきもちー」と笑顔が見られました。
金太郎が過ごしたと言われている大穴に立ち寄り、金太郎も使ったとされる岩のつぐらによじ登るなど少し休憩をして山頂を目指しました。山頂までもあっという間でした。
山頂ではおにぎりを頬張って最後にみんなで集合写真を撮って下山しました。
ゴール地点は山姥の滝です。滝に着くと滝の下に行き、水遊びをしたり、サワガニを獲ったりと楽しんでいました。
楽しんだ後はお仕事の時間。「食材にするフキを採ろう!」と、キャラブキにするフキを1人50本ずつ採りました。「50本で結構大変だな」と、自分たちが何気なく食べている物がどれほどの苦労があるのかを身を以って体験しました。
帰る途中には指導者が「キイチゴなってるね」と言うと、車を止めた途端ものすごい勢いでキイチゴに向かっていきました。動いた後の最高のおやつになりました。
センターに帰ったあとは田んぼへ。草が生えてきているので手押しの除草機と足で草を踏んで草取りをしました。バランスを崩し尻餅をつく子がいたり、オタマジャクシを観察したりと賑やかな作業となりましたが、30分ほどで作業も終わり田んぼの草も大部分を取り除くことが出来ました。
入浴後はバドミントン部も帰園し、みんなで夕食。夕食は自分で作った竹串で天ぷら大会をしました。「おいしい―!」ととても賑やかな夕食になりました。
23日(日)
この日は雨が降ってしまいましたが、午前中はカッパを着こみ外へ出かけて活動を行いました。昨日に引き続きバドミントン部は大会へ。
その他の子どもたちで、来年のGWで体験する「ちまき作り」に使う笹を採りに行きました。笹は抗菌効果がありカビを生えにくくする作用があるため昔から使われています。今回採った笹は来年度の学園生が使えるように、今のうちに採って煮沸消毒し、冷凍しておきます。それ以外にも仕込んでいる味噌の樽に敷き詰める笹も一緒に採りました。
笹を採った後は、厨房職員から「山椒の実を採ってきて!」との要望に応え、山椒の実を採りました。道路を歩きながら山椒の木を探して実を採っていきます。実は小さいのでなかなか量が増えず「まだこれだけかぁ」と、嘆いていましたが大きな山椒の木を見つけて「いっぱい生ってる!」と、実をたくさんつけた木を発見して十分な量を採ることができました。
センターに戻り、採ってきたものの下処理までして、活動を終えました。少人数とは思えないほど賑やかな活動となりました。