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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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通学合宿キャンプ・閉村式


6月22日(土)・23日(日)

待ちに待った通学合宿・小学生キャンプの日となりました。

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キャンプ当日の朝には、寝袋の畳み方を教わりました。

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やり方を見て、実際にやってみますが...
「全然結べない!」「もっと小さくしたいよー」と、なかなか畳めずにいる子達がいました。
そんなときは、キャンプ経験のある子が他の子に畳み方を伝授してくれました。

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荷物をまとめ終わったら、ならの森キャンプ場へいざ出発!
途中、「あー、ほどけちゃった!」と、ほどけた寝袋を肩にかけて歩く子もいました。

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歩いて10分ほどでキャンプ場に到着。
最初に行うのは寝床の確保です。

まずは指導員からの説明に加え、学園の継続生が実際にテントを張りながら説明しました。

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説明が終わったら、班ごとに分かれてテントを張っていきます。

「そっちもってー」「せーので持ち上げるよ」と班で力を合わせ、張り終えることが出来ました。

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その後、切り出した竹を割って小刀で削り、やすりをかけて自分のオリジナルの箸を作ります。

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作り終えた子から順にお昼を頂きます。
「ちゃんとつかめるよー」と、自作の箸の出来具合に満足している様子。楽しく美味しくいただきました!

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午後はいよいよ夕食作りの始まりです。

最初に学園の継続生がかまど作りや火起こし、飯盒炊ごうについて実演しながら説明しました。

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早速班ごとに分かれ、かまどを作ります。
「もっと石持ってきてー!」「石はここに積めばいい?」と、班の子達と連携し、かまどを作り上げました。
火を焚く場所が二口あるかまどや鍋置きが木の棒で設置されているかまどなど、それぞれ個性のあるかまどができました。

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かまどが出来たら次は火起こしです。
育てる会のキャンプは既製品の焚き火台や燃料は使わずに、その場にあるものでかまど作りや火起こしをするのが基本です。
「スギの葉持ってきてー」「小枝もうちょっと欲しいかな」と班長が指示を出して、他の子があちこちから必要な材料を持ってきます。だんだん連携が取れるようになり、火を点けることができました。

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火が安定したら、調理開始です。
それぞれが作ったかまどで飯ごう炊飯をし、鍋でカレーやハヤシライスを作ります。

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お米がこげてしまったり、ルーの水の量を間違ったりなどハプニングもありましたが、なんとか夕食が完成。
「おいしい!」と出来栄えに喜ぶ班もあった一方で、「野菜が固い...」と苦笑いする班もありましたが、どの班も皆で楽しく夕食を頂くことができました。

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夕食後は自由時間がありました。切久保グランドで縄跳びやキャッチボールなどをしました。

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途中、ロープで学園生対地元生の綱引き対決をしました。
学園生チームには指導員もいましたが、力を合わせてロープを引っ張り、見事地元生が勝利しました!

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自由時間が終わった時には、日も沈み夜が近づいていました。
寝る前に、皆で火を囲んでマシュマロ焼きをしました。
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あたりもすっかり真っ暗になり、寝る時間になりました。
皆で歯磨きをした後、テントで寝る準備をします。
この時間から雨が降ってきましたが、皆で一緒に寝るのが楽しみな様子。テントに入った後もしばらく話し声が聞こえてきました。

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6月23日(日)

雨が一晩中テントに打ち付けられる音がしました。
「おはよー!」と元気よく起床する子もいましたが、「途中何回も起きちゃった」と言う子もいました。

起きたらまずは、片付けをしました。
この日は雨だったため、テントや寝袋を簡単に片付けました。

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片付けが終わったら朝ごはんです。お腹を空かせた子はおかわりをして、元気を蓄えます。中には食パンを5枚もおかわりする子も!

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朝食をいただいたら、センターに戻り、お風呂にゆっくり浸かって、冷えた体を温めました。

帰園後のキャンプ振り返りミーティングでは、それぞれが目標に向かって真剣に取り組んだ様子や、キャンプがとても楽しくできたという意見が沢山聞かれました。

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普段は中学生に引っ張ってもらうことが多いですが、班長を務めた学園の継続生はそれぞれ頑張って班をまとめることができました。また、他の子どもたちも積極的に意見を出して協力し合う姿が多くみられました。

帰園後、14時から閉村式が始まりました。

スライドショーで4泊5日を振り返り、通学合宿に参加した感想を地元生がそれぞれ1人ずつ発表してくれました。「普段の生活とは全然違い大変だったけど、自分のことは自分でやるようになりました」という感想が沢山あがりました。

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そしていよいよ演目発表

少ない練習時間のなかで皆真剣に取り組み、本番では今までの練習の成果を十二分に発揮することができました。

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こうして無事に通学合宿が終了しました。

最後は学園生と地元生がそれぞれ向き合い、4泊5日を共に過ごした仲間と挨拶を交わしました。

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長いようであっという間だった通学合宿。5日間の中でともに生活をし、協力し合うことで、より一層仲を深めることができました。それぞれが良い学びができたと思います。















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