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通学合宿1日目
6月19日(水)
去年に引き続き、今年も「通学合宿」が開村しました。
地元の八坂小中学校6年生と美麻小中学校5・6年生の参加者合計21名が、山村留学の生活を体験するためにセンターで4泊5日を過ごします。
親元を離れて「自分のことは自分でする」体験や、集団生活で協力し合うことで「思いやり」の大切さを学ぶ事などを目的とした地域一体型の行事です。
学校が終わり、いつもの通学路を歩きますが、この日から地元生も一緒に歩いて帰ります。
通学路では、道端に生えているキイチゴを学園生が教えたり、採ったりして、みんなでつまみ食いする姿も。
「行ってきました!」と元気よく挨拶する学園生と地元生。荷物を置く場所や、宿題を行う場所を教える学園生。新入園生も今回は教える立場になります。
大人が言わずとも、みんな自然と宿題に取り組み始めます。
宿題を終えた後は将棋をしたり、外に出てセンター周辺で遊んだりと自由に過ごしました。
開村式では公民館長さんの挨拶や、センター指導員の紹介のほか、センターで過ごす際の注意事項や、基本的な生活習慣について指導員から説明がありました。
生活班も発表されて、いよいよ本格的にセンター生活スタート!
夕食の時間は、学園生と地元生が協力して配膳する姿がありました。
配膳が終わった後は、食事のルールや作法について話しました。
「いただきます」「いただきました」と、食事の前後には感謝を込めて皆で黙とうを行います。
自己紹介をしたり、学校のことを話したりと和気あいあいとした雰囲気で地元生もすぐに打ち解けていました。
夕食後には全館を掃除します。
学園生が地元生に教えながら一緒に隅々まで綺麗にする姿がありました。
掃除後は地元生への歓迎の気持ちを込めて、学園生による演目発表を行いました。
学園生は今年度初めての人前での発表でしたが、これまでの練習の成果を発揮できました。
地元生からも「かっこよかった」「すごい!」と感想が挙がりました。
学園生の発表後は、一緒に太鼓の練習をしました。まずは膝を叩いてリズムを覚えます。
新入園生も、今回は地元生のお手本です。地元生の見本となるように、一緒に叩いてアドバイスをしていました。
通学合宿の最終日には、地元生の保護者の前で太鼓の発表をします。限られた時間のなかでも良い発表ができるように、一回一回の練習を大切にしていきます。