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矢田川磨崖仏祭礼、苗植え
5月26日(日)
この日は午前中に八坂地区の矢田川磨崖仏祭礼に、午後に苗植えを行いました。
午前は、今は人が住まなくなった八坂の矢田川集落にある磨崖仏へ行き、祭礼に参加しました。
磨崖仏は、自然の石に彫られた仏様のこと。今から200年近くも前に、当時の住人が八坂の石工に頼んで掘ってもらったものなどがあります。
磨崖仏までの約2kmの旧道を、皆で歩いて向かいます。
歩くことおよそ30分、目的地の磨崖仏に到着。
まず、摩崖仏に祀られている仏様や観音様にお参りをしました。
祭礼が終わった後、石像や唱えた経文などの説明をしていただきました。
和尚さんの吹いていたほら貝にも興味津々。
触らせてもらったり、耳を当てたりしている子もいました。
「頭が良くなった気がする!」と言って、岩に手をついてパワーをもらった子も。
古くから続いている祭礼に参加させてもらった子ども達。
和尚さんや地域の方にお礼をして、摩崖仏を後にしました。
帰りはセンターまで歩いて帰りました。
途中道路から水源地方面へ入り、水源地を通るルートを歩きました。
午後は、中の畑、下の畑で苗植え、種まきをしました。
中の畑で植えるサツマイモの苗は、他の苗と少し植え方が違います。
茎と葉だけのサツマイモの苗は、竹の棒を使って茎をさすように斜めに植えます。
説明を聞いた後は、「植える角度大丈夫?」「苗が折れないようにね」とお互いに確認しながら植えました。
またサツマイモの葉は、マルチの照り返しで枯れてしまうことがあるため、藁を葉の下に敷いておきます。
せっかく植えたサツマイモが枯れないように、丁寧に敷き詰めます。
わらを敷き詰め終わったら、水やりをして完了です!
カボチャの苗は、昨日と同じ工程で植えていきます。
慣れた手つきでテキパキと作業を終わらせました。
中の畑が終わったら、最後は下の畑です。
同じやり方でトマト、ナスなどを植えますが、少し疲れてきた様子。
それでも真剣な表情で、最後まで頑張って植えていきます。
やり方を思い出しながら、穴掘り→苗植え→仮支柱→囲い→水やり
の順番で丁寧に作業を進めました。
たくさんの苗がありましたが、2日間かけて無事に全ての畑の苗植え、種まきが終わりました。
「畑はこれで終わりではなく、これから始まります。」と最上級生が説明してくれました。
これから雑草を抜いたり、支柱を立てたり、やるべきことはたくさんありますが、収穫の日までしっかり管理していきます。