八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
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味噌仕込み
2024年05月07日
5月4日(土)
4月中に作った味噌玉に菌が付着し、独特の発酵臭がするようになりました。この日の午前中は味噌の仕込みをしました。
味噌玉に、麹、塩、水を入れ、二夏越えると味噌が出来上がります。
まずは、主に新入園生が麹と塩を混ぜる作業を行いました。
初めての麹に「暖かい!」「パンみたいな臭い、でもちょっと臭いかも」と五感で感じた感想を述べる新入園生たち。
ブルーシートの周りを囲んで一生懸命混ぜ合わせました。
一方、継続生は2班に分かれ、味噌玉の汚れをタワシで洗いました。
また、センター裏の味噌置き場では、去年仕込んだ味噌を改めて味噌すり機にかけ、よりなめらかな味噌にしていきました。
継続生が丁寧に洗った味噌玉を、新入園生がハンマーで砕いていきます。
その後、砕いた味噌玉と、塩と麹を混ぜ合わせていきます。
よく混ざったら、樽に移して適量の水を加え、手でかき混ぜていきます。塩が大量に入っているため、「手が痛い!」と顔をしかめながら、それでも頑張って混ぜていきます。
この地域では、水の分量の目安として、「アカマツの木の棒でゆっくり回せるくらい」という言い伝えがあるそうです。
今年仕込んだ味噌を食べられるのは2回夏を越えた後です。どんな味に仕上がるかが楽しみです。