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最後のスキー活動
ここ数日センター周辺では雪の日が続いています。一度は溶けきった道にも再び雪が降り積もり、冬景色へ一変しました。
・3月9日、10日
この週末は最後のスキー活動となりました。
10日にはスキー検定も行い、これまで練習してきた成果を試しました。
全日本スキー連盟SAJが主催する級別テスト(バッジテスト)は1から5級の5段階のレベルに分かれています。種目や求められる技術の質が級によって異なります。八坂美麻学園では毎年度スキー活動の最後に、このスキー検定を受けて自信につなげたり、シーズンを通した1つの目標としたりしています。
9日のスキー活動では、翌日に控えた検定に向けて、受験級ごと班に分かれて練習を行いました。「今の滑り何点出る!?」「どうだった?」「もっとどうしたらいい?」
雪が強く降り続く中での活動でしたが、子どもたちも意欲的な姿勢で練習に励む様子が見られました。みっちり練習をして、自信がついたのか活動後には「明日は合格できるかも!」「検定楽しみ!」と、意気込む子もいました。
そして迎えた検定本番の日。この日は見事なまでの快晴で、みんなの検定を応援してくれているようでした。
3、4級は午前中に行い、1,2級は午後行いました。
3,4級は講習内検定なので練習を行いながら滑りを評価します。1度失敗してもチャンスがあるため、検定員から指摘されたアドバイスを意識して何度も滑りました。
一方1,2級は3人の検定員がゴール下で滑りを見ます。3,4級と違ってチャンスは1度きりです。失敗の許されない状況に不安な様子の子もいれば、検定を楽しんでいる子もいました。
検定後はどの班も、最後のスキーを思いっきり楽しみました。
さて、ドキドキの結果発表は夕食後に行われました。
結果は机の上に置かれます。期待半分、不安半分な表情で机へ向かう学園生たち。
「やったー!!!」ちらほら歓喜の声が上がる一方で、悔し涙を流す子もいました。結果発表後には検定員からコメントをしてもらいました。「1人で黙々と滑るのではなく、仲間や指導員にたくさん聞いて、教えてもらったことを素直に受け入れることが上達に繋がる。」そんな言葉でスキー検定は幕を閉じました。
スキーは生涯スポーツ。これからどんどん上達していけるように、今回の結果を糧にまた頑張っていってもらいたいです。
そして、学園生から1級合格者が1人出ました!!
これからもスキーを楽しんで! おめでとう!!