« 小学生活動 | メイン | 夕食会・演目発表 »
中学生船舶活動
7月8日(土)・9日(日)
・中学生船舶活動
この週末、中学生と継続年数が長い小学生2人の合計13人は船舶活動を行うため、諏訪湖へ出向きました。
2日間、強い雨の予報がでていましたが、天気に恵まれ、無事活動を行うことが出来ました。
【1日目】
雨も心配されていたので、活動を行えるかわからないまま諏訪湖へ向かいました。
しかし到着すると天気は曇り。
「これは出来る!」と判断され、学園生たちはすぐに準備を済ませ、先に早めのお昼ご飯を頂き、活動に入りました。
今回はそれぞれのレベルに合わせて、カヌー・クルーザー班、3・4人乗りのスクラム班の2つの班に分かれて活動しました。
スクラム班は船を組み立てる艤装から始めます。
久しぶりに取り組む学園生たちばかりだったので、最初は指導員に確認しながら行っていきました。
そしていざ、出廷。これまでスクラムに乗ったことがある2人と初めてスクラムに挑戦する3人に分かれて湖に出ていきます。
スクラムは複数人で操縦する必要があります。
お互いに声掛けをしながら、風に乗って進んでいく姿がありました。
一方、カヌー・クルーザー班はまずクルーザーに乗船。こちらも一部ですが自分たちで艤装を行います。
艤装中はロープワークをたくさん使いますが、それが分からなくなってしまう学園生たち。。。指導員に「これは基本だからしっかり覚えよう!」と教えてもらいながら進めました。
艤装が終了すると、出港!
沖まで出るとエンジンをとめ、風だけで船を動かすことを体験します。
8人を2グループに分けて、それぞれジブシート2人・メインシート・舵取りの4つに担当分けをし取り組みました。
マストの上にある風見を確認しながら、風の方向を読んでいきます。
「どっちに回したらどっちに進むの?」と戸惑いの声もありましたが、「風が気持ちいい!!」と楽しんでいる様子でした。
全員が重要な舵取りを経験できると、港にもどり、次は2人乗りのカヌーと1人乗りのカヤックに挑戦!
この時には波が比較的強くなっており、人力で漕いで進むことの大変さを味わうことが出来ました。
スクラム班もカヌー・クルーザー班も1日の活動を終了すると、最後は全体でライフジャケットが本当に使えるのか確認をすることに!
希望する学園生たちは次々と諏訪湖へ飛び込んでいきました。
終了後は諏訪湖へ挨拶。
「ありがとうございました!」と代表者に続いて、大きな声でお礼を諏訪湖に伝えました。
そして1日目は諏訪湖から車で40分ほどの富士見町にある育てる会施設「すずらん山荘」へ。
お風呂に入り、おいしい夕食を頂いた後、ミーティングを行いました。
全体での振り返りをしたのち、班ごとに分かれて話していきます。
カヌー・クルーザー班はひたすらロープワークに取り組みました。
どんな体勢でも結べるかを確認していきます。
「モヤイ結びってどうやるの?」「これであってるかな?」とお互いに声を掛け合いながら進める姿がありました。
一方のスクラム班は操縦の仕方を再確認。またヨットの進め方や次の日のやることを確認して終了しました。
当日実践してみてわからなかったこともここで解決することができました。
【2日目】
すずらん山荘で朝のつどい、朝食を済ませたあとは掃除を実施。
掃除場所を分担し、来た時よりもキレイにする意識で取り組みました。
そして諏訪湖へ出発。この日も雨予報でしたが、諏訪湖に到着すると曇り!早速、活動を始めていきました。
まずは全員でスクラム用の船2艇を艤装するところから始めました。ヨットの造りを改めて、学園生全員に理解してもらうことが目的です。
中心となって進めたのは、前日にスクラムに乗った中学生3人。
指導員を頼らず、みんなに指示を出しながら、また教えてあげながら進める姿がありました。
また前日の夜、すずらん山荘で練習してきたロープワークを実践する場でもあります。
「これなら出来る!」と各々が自信をもって取り組んでいました。
全員での艤装が終わると、スクラム班とクルーザー班に分かれます。
2日目は2人がクルーザー班からスクラム班へ移動し、スクラム班7人とクルーザー班6人で活動を行いました。
スクラム班は前日に教わったことを思い出しながら進めていきます。
風が強く吹いている日でもあったので、船がひっくり返りそうになることもありましたが、全員が舵取りを経験。
風を読んで、それに合わせてヨットを走らせることが大変だった様で、「難しかった」と嘆いている学園生もいました。
一方のクルーザー班は前日の動きを思い出して、クルーザーの艤装から。指導員から指示を出される前に動く姿ありました。
また、この日は6人で乗ったので、3人ずつで操縦を担当。
前日と違って、1人はメインシートと舵取りのどちらも担当することになり、慌てる学園生の姿もありましたが、回数を重ねるごとに上手くなっていきました。
この日は午後からの雨予報が出ていたので、14:00近くまで思いっきり活動を行いました。
「風が本当に気持ちよかった!」「風の方角が少しわかるようになったよ!」
それぞれ少しだけ船舶に対しての知識を深めることができ、またヨット活動の楽しさを見出したようでした。
遅めのお昼ご飯になってしまいましたが、学園生たちは最後の片付けまで丁寧に行うことができていました。
帰りのバスでは爆睡の学園生たち。
2日間、天気予報に惑わされながらも充実した活動を行うことが出来ました。