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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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通学合宿キャンプ・閉村式


6月24日(土)

待ちに待った通学合宿・小学生キャンプの日となりました。

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今回も出発前に班の目標と個人の目標をそれぞれ決めました。

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どの班も和気あいあいと話し合いを行っており、キャンプを楽しみにしていることが伝わってきました。

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続いて寝袋の畳み方講座

「えー、膨らんじゃうんだけど!」「もっと小さくしたいよー」

キャンプ経験のある子はササっと畳んで、他の子に畳み方を伝授してくれました

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さて、荷物をまとめ終わったら早速ならの森キャンプ場へ出発

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「みてみて、これ絶対よく燃えるよ」「こっちもとれたよ」

寝袋を片手に、火起こしで使えそうな薪や杉っ葉を道中で沢山拾いました

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キャンプ場に到着して最初に行うのは寝床の確保です。

まずは指導員からの説明に加え、学園の継続生が実際にテントを建てながら説明してくれました。

「そっちもってー」「ここ地面固いよ」

声を掛け合いながらあっという間に設営完了です

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今回のキャンプはクラフトのスキル習得もテーマの一つでした。

木の枝や切り出した竹を小刀で削り、やすりをかけて自分のオリジナルスプーンや箸を作りました。

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お昼のお弁当

仲良くたのしく美味しくいただきました!

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午後はいよいよ班ごとに夕食作りの始まりです。

最初に学園の継続生が竈作りや火起こし、飯盒炊爨について実演しながら説明してくれました。

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「どんなのつくるー?」「ここに鍋かけて、火はここで起こそう」

それぞれ個性のある竈ができました。

育てる会のキャンプは既製品の焚き火台や燃料は使わずに、その場にあるもので竈作りや火起こしをするのが基本です。また、この場所のように育てる会が持つキャンプ場では直火で火起こしをします。前日までの雨で地面や薪になる枝が湿っていましたが、どうにか1人1本と限られたマッチの数だけで火起こしを成功させました。

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火を起こせたものの安定せず、お米がこげてしまったり、シチューやカレーの水の量を間違ったりなどハプニングもありましたが、どの班も美味しい夕食が出来上がりました。

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夕食後はみんなが大好きな焼きマシュマロをしながら日没を待ち、切久保グラウンドまでプチナイトハイク。曇っていて星はあまり見えませんでしたが、月の様子を観察したり、虫や動物たちの鳴き声に耳を澄ませて静かな時を過ごしました。

初めてのテント泊にわくわくしながら寝る準備をしていた子どもたちですが、消灯後はすぐにあちこちのテントから寝息が聞こえてきました。

6月25日(日)

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起床後すぐに「お腹すいたー」と食欲旺盛な子どもたち。

沢山おかわりをしました。

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朝食でエネルギーチャージしたら、キャンプで一番肝心な片付けをしました

次の活動で使う時に困らないように、使う前と同様に綺麗にテントを畳みます。

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帰園後のキャンプ振り返りミーティングでは、それぞれが目標に向かって真剣に取り組んだ様子や、キャンプがとても楽しくできたという意見が沢山聞かれました。

普段は中学生に引っ張ってもらうことが多いですが、班長を務めた学園の継続生はそれぞれ頑張って班をまとめることができました。また、他の子どもたちも積極的に意見を出して協力し合う姿が多くみられました。そのおかげでキャンプは大成功。おつかれさま!

帰園後、14時から閉村式が始まりました。

スライドショーで4泊5日を振り返り、通学合宿に参加した感想を地元生がそれぞれ1人ずつ発表してくれました。「普段の生活とは全然違う環境に最初は戸惑ったが、学園生が教えてくれたことで最後は慣れてとても楽しい思い出ができた」という感想が沢山あがりました。

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そしていよいよ演目発表

少ない練習時間のなかで皆真剣に取り組みました。その成果がうかがえる発表でした。

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こうして無事に4年ぶりの通学合宿が終了しました。

最後は学園生と地元生がそれぞれ向き合い、4泊5日を共に過ごした仲間と挨拶を交わしました。

長いようであっという間だった通学合宿。地元生も学園生も最後は関係なく協力し合い、仲を深めることができました。それぞれが良い学びができたと思います。















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