選択活動(キイチゴ摘み・冒険コース)
・6月18日(日)
前日に八坂生は運動会だったことや、気温も急に高くなったことを考慮して、この日の午前中はゆっくりのんびり「キイチゴ摘み&ジャム作り」と、元気いっぱい「冒険コース」に分かれ、選択活動を行いました。
・冒険コース
冒険コースとはセンター前から切久保集落へ続く、ネイチャートレイルのことで、片道3kmほどの山道を進んでいきます。
道中では桑の実を食べたり、動物の足跡を見つけたり、大岩に登ったりしました。
大岩では「高くてこわーい!!」「大丈夫、こっちに足かけて。」と声をかけ合う姿がありました。初めての子も、そうでない子も、全員登り上がることができました。中には「もう一回登りたい!」と何度も登る子も。
途中景色を見て、休憩もはさみつつ、どんどん進んでいきます。
アップダウンの厳しい道のりでしたが、最後センターまでしっかり歩き切ることができました。さすがに元気いっぱいな学園生も疲れた様子で、午後はゆっくり過ごしました。
・キイチゴジャム作り
ゆっくりのんびり自然の味覚班はキイチゴを集めて、キイチゴジャム作りに挑戦!
キイチゴの中でも甘さが強いモミジイチゴをたくさん集めて、学園生全員に配れるくらいのジャムを作ることを目標に出発しました。
ボウルを手にみんなで八坂の通学路沿いに歩いていきます。
八坂の学園生たちはどこにモミジイチゴがあるのかをよく知っているので、「ここら辺にあるんだよ!」と美麻の学園生たちに教えてあげていました。
学園生たちは見つけると崖によじ登っていき、大きな粒のおいしそうなモミジイチゴを摘んでいきます。
「ボウルとって!」「ここにあるから投げていいよ!」と連携プレーも見せてくれました。
大きなモミジイチゴが生い茂っているスポットを発見すると「やばい!これは宝の宝庫だ!」と大興奮。
全員でそこにかき分けて入っていき、ひたすら摘んでいく姿もありました。指導員から「もう時間だからいくよ!」と声をかけられても、「まだたくさんあるから行けない!もうちょっと待ってよ!!」と声が聞こえてくるほど。
約2時間ほど歩きながら、約ボール1杯分のキイチゴを集めることができました。
帰園後は、摘んできたモミジイチゴを全てジャムにする作業。
まずは全てを洗ってキレイにするところからです。
自然に実っていたものを拾ってきたイチゴなので、ホコリや土がたくさんついています。手作業で一つ一つ丁寧に洗っていきました。
洗い終わると、鍋に移し、煮詰めていきます。
ボール1杯を2つに分け、担当もそれぞれで決めて進めていきました。
「混ぜるの交代してほしい!」「良いよ、砂糖を入れたら代わろう!」
「だんだん色が変わってきたよ、そろそろかな?!」
と、モミジイチゴが煮詰まっていく様子を観察しながら進めていきました。
約30分ほどかけて煮詰めて、煮沸した瓶に移し、完成!ジャム瓶3つ分のモミジイチゴジャムが出来上がりました。
このジャムは今度、食事にヨーグルトが出る時に、かけて頂く予定です。