中学生活動
5月27日(土)&28日(日)
5月最後の日曜日は小学生・中学生分かれて活動を実施。
中学生は八坂で出来ることをやりつくすことをテーマに1泊2日でテント泊、鷹狩山ハイキング、矢田川摩崖仏の祭礼への参加、自炊活動と盛りだくさんの内容で行いました。
中学生活動は27(土)の夕方からスタート。有志がキャンプ場に出向き、テント設営を行います。
今回は美麻地区にある女犬原キャンプ場でのテント泊。この場所で学園活動を実施することが久しぶりなため、初めて訪れる学園生が多く、ウキウキした様子で向かいました。
キャンプ場に到着すると、少し探検をして危険個所を確認してからいざ設営スタート。今年度の中学生は継続生が多く、昨年度もテント泊を経験済みなので、テント設営はお手の物。30分もかからず、4張のテントを張ることが出来ました。
一旦、センターに戻り、お風呂・夕食・掃除を済ませると、自分たちの荷物・寝袋をもって再度出発です。
キャンプ場までの約4キロの道のりをヘッドライト・ランタン・熊鈴を持って、歩いていきました。暗がりを怖がる学園生もいましたが、みんなで楽しくお話をしながら向かっていきました。
到着後は夜のお楽しみタイム!みんなで火を囲み、紅茶とマシュマロを楽しみました。また火を囲むとお話しもはずみ、ゆっくりとした時間を過ごしました。
また、夜の時間にはドラム缶風呂にも挑戦!「このまま寝れる!」「気持ちよすぎるわ。。」と満喫する姿がありました。
その日の夜はテント泊。自分で持参した寝袋の中にすっぽり入り、体を休めました。
29日(日)は朝5時半起床!
身支度を整え、すぐに鷹狩山山頂を目指して歩き始めました。
普段歩く道とは違う道を、ノンストップで歩いて行きます。4キロほどの登坂でしたが、歩くペースが早い中学生は1時間もかからず登頂!
雲がかった北アルプスの風景を観ることができました。
そしてやっと朝ごはんのサンドイッチにありつきました。前日に有志で作ってくれたたまごサラダ・ツナマヨ、そしてブルーベリージャムを自由に食パンに挟んで頂きました。
「たくさん歩いたからめっちゃお腹すいてた!」「これいくらでも食べれるね」と頬張る姿がありました。
鷹狩山からの風景を楽しんだ後は八坂地区にある矢田川の摩崖仏へ。そこで行われた祭礼に参加させて頂きました。
摩崖仏とは自然の大石に仏像を彫刻したもののことをいい、江戸時代に彫られたとされる仏像もありました。和尚さんにこの場所の歴史や昔の人が大きな石からパワーをもらおうと彫刻したこと、そしてそれを代々守ってきた人がいることを教えて頂きました。
厳かな雰囲気で進められた祭礼、なかなか参加させていただけるものではないので、学園生にとってもとても貴重な経験となりました。
摩崖仏を後にすると、キャンプ場へもどり昼食と夕食作りです。
昼食はラーメン。くじで決めた2人又は3人組で作ります。
「飯ごうに水入れてくるね」「じゃあ、火を見とく!」と声を掛け合いながら進めていきました。
かまどづくりから完成まで1時間以内でどの班も終え、おいしく頂きました。
おやつにはなんと、手作りピザが!生地を自分たちで伸ばしていき、具材をたっぷり乗せてレンガブロックで出来たお手製かまどで焼いていきます。
このピザをずっと食べてみたい!と願っていた学園生も多く、「これ、めっちゃうまい!」「そこら辺のピザより数倍美味しいね!」とご満悦の笑顔が見られました。
少し休憩を挟んでから、夕飯作りを始めます。
夕飯は学年ごとに分かれて作っていきました。事前に決めたメニューを元に、上手に分担して調理にとりかかる姿がありました。
中学生ということで調理器具は最小限、さらにお箸・菜箸は竹を使って削るところから。しかし中学生はナタや小刀の扱いにも慣れており、すんなりと作り終わって調理を進めていました。
7年生はチャーハン、8年生は炊き込みご飯、9年生はお好み焼きをメインディッシュとし、その他に汁物や副菜を作っていました。
午後3時半ごろから取り掛かり始め、午後5時半には全員が美味しく夕飯を頂きました。
夕食が終わると日もすこしずつ暮れはじめたので、急いで片付けをし、キャンプ場を後にしました。そして夜7時ごろ、センターに到着し、テント干し・寝袋干し・食器と調理器具洗いと、片付けまで全て行いました。
全ての活動が終了したときには、8時を過ぎており学園生もクタクタ。中学生だけで活動を実施できるからこそ、予定していたこと全てをやりきることができた機会となりました。