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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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鷹狩山ハイク


・4月9日(日)

前日から朝にかけて雪が降り、朝方白かった雪景色も午前中には溶け、気持ちのいいハイキング日和となりました。

まだ歩き慣れない新入園生には大変な道のりですが、鷹狩山の山頂に着くと絶景の北アルプスが出迎えてくれました。

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鷹狩山は標高1164mの八坂で一番高い山です。センターの標高は920mほどなので約250mを上がっていきます。活動前のミーティングでは長野県には海はないが、たくさんの山に囲まれていることを確認。一番近くにある北アルプスは、天気が良ければ鷹狩山の山頂から一望できるということで、学園生の期待も膨らみます。

今回は班ごとの活動になりますが、お互いの名前もまだ覚えきれず不安そうな子供たち。この活動を通して仲を深めてもらうのも目的のひとつです。ハイキング中に班ごとのお題をクリアし、そのクリア数に応じて獲得したポイントを競います。班ごと分かれて入念にお題を選びます。

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「青い花だったらオオイヌノフグリがあるよね!」

「去年はカエルいたよ!」

継続生を中心にどのお題で点を稼ぐか話合っていました。

歩き始めると前日の降雪が嘘のように気温はぐんぐん上がり、汗ばむほどでした。途中設置されたチェックポイントでクイズを解きながら、お題の動植物を探していきます。

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「あとどれくらい?」「まだ着かないのー?」「もうここでお弁当食べちゃおうよー。」と疲れが見え始めたころにラストスパートの階段が現れます。「ここを登ったら山頂だよ!」継続生の声かけに足が軽くなったのか、元気よく駆け上がっていきます。

登りきったきった先には絶景の北アルプスが広がっていました。

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全員が山頂にたどり着くと指導者から北アルプスの名前や山肌に見える雪形の説明がありました。

その後にはお待ちかねのお弁当タイムです!

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お腹を満たしたあとにはアルプススケッチをしました。

目の前広がる山々を描いていきます。

「全然上手に描けない!」「クレヨンでかいてみようかな。」

試行錯誤しながら各々好きなようにスケッチをしていました。

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スケッチが終わった人から自由時間としました。鬼ごっこをしたり、展望台に上ったりして時間を過ごしていました。

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最後には全員で記念撮影。

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下山は、登りルートとは違い、山道を一気に駆け下りるルート。初めは恐る恐る歩いていた子も、最後はみんな元気に駆け下りていました。

帰園後、お題の答え合わせやポイントの集計を行い、今年度初の週末活動は無事に終了しました。















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