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原木の切り出し
・12月11日(日)
2学期最後の週末活動として、炭焼きに使う原木の切り出しを行いました。
ガスや電気のなかった時代、厳しい冬を越すために炭は生活必需品でした。今回はその炭焼きに使う木を切りに行きました。講師として林業のプロフェッショナルの方に来ていただきました。木の特徴から、林業の仕事で大切にしていること、木の倒し方など多くのことを教えてくださいました。
朝から降り出した雨は作業の途中から雪へと変わり、冬らしい気候の中での作業となりました。
夏の温かい時期ではなく、あえて寒い冬に木を切りだすのには理由があります。木は冬になると葉を落とし、水分を吸い上げるのを控え休眠状態になります。また、夏場に倒した木をそのままにするとあっという間に虫が入ったり、含まれた水分で腐ったりしてしまいますが、冬場は木材の持ちがいいそうです。
「さむーい!」「手が動かない。。」
と、寒さに耐えながらの作業でしたがみんなで協力し、ナラの木2本を切り分け1m幅の丸太にすることができました。年が明けてから、今回持ち帰った木を使って、炭焼きを行っていく予定です。
そして夜には体験入園の方々へ演目発表を行いました。2022年、最後の演目発表でした。始まる前は疲れた様子もありましたが、舞台に立つと真剣な表情に。練習以上の力を発揮しました。
収穫祭を終えて、演目のレベルも格段に上達しました。全身を使って叩けるようになった子、不安そうな表情から自信に満ちた表情で堂々と表現できるようになった子。また、演奏していない学園生の声出しも大きくなり、全員でその場を作り出していることを強く感じました。
3学期の演目発表に向け、すでに新しく演目を覚え始めている子もいます。きっとまだまだ上達していく子供たち。成長を見届けるのが今から楽しみです。