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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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稲刈り


・9月17日(土)

週末に台風が懸念されたため、予定よりも一日早く稲刈りを行いました。この日は天気に恵まれ、汗を流しながら一生懸命取り組みました。

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4月の田起こしから始まった田んぼの作業。5月にみんなで植えた苗はすくすくと成長し、棚田の風景はキラキラとした水面鏡から緑色へ、そして黄金色に変わりました。

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稲刈りの作業は「稲を刈る」、「刈った稲を結束する」、「稲の束を稲架に架ける」という流れで進めます。全員が協力して、他の役割の人のことまで考えて動かなけばスムーズに行えません。

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まず、小学生を中心に稲を刈って行きます。鎌を稲と垂直にして一気に手前へ引きます。鎌が斜めに入ってしまうと、束ねるときに稲を揃わせるのが大変になってしまいます。結束する人のことを考え、刈った稲がバラバラにならないよう丁寧に置いて行きます。

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ある程度稲刈りが進むと、中学生は刈り取られた稲の結束に回ります。稲架かけしたときに稲が落ちないよう、できるだけきつく結んでいきます。指が痛くなってもテーピングをしながら、黙々と作業をする姿はさすが中学生。

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刈り取った稲は乾燥させるために稲架かけをして、天日干しを2週間ほど行います。男子中学生を中心に稲架かけをしていきました。

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全て終わり、記念撮影。

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暑い中たくさん働いてクタクタになりましたが、普段当たり前のように口にするお米を育てる苦労を経験することができました。そして労働後にいただいたお昼ご飯はとっても美味しく、みんなたくさんおかわりをしていました。

心配していた台風は、周辺では大きな被害もなく、夜が明けてからは晴れ間の見える日となりました。この日を境に気温は一段と低くなり、秋の訪れを感じます。夕方、学園生も「外めっちゃ寒いよ!」と言いながら学校から帰園してきました。しっかり気温に適した服装で、季節の変化に負けないように生活を送っていきたいと思います。















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