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2学期スタート
８月に入り、センター周辺にはクズやツユクサなどの鮮やかな色をした花が、あちらこちらで見られるようになりました。学園生の帰省から約１か月が経ち、季節は夏から秋へと移り始めています。
・８月２０日（土）
「いってきましたー！」
学園生たちが元気に帰ってきました。
昨今の感染状況を踏まえて、当面の間はパーソナルスペースで生活することや、お風呂の入り方、食事の仕方などにおいて新しい生活様式が加わって始まった２学期となりましたが、子供たちは制限された中でも、久しぶりに会った友達と帰省中の話で盛り上がり、メリハリのある生活を過ごしています。いよいよ、八坂美麻学園２学期スタートです！
・８月２１日（日）
朝の集いでは田んぼの様子を観察。穂はまだ真っ直ぐピンと立っているものがほとんどですが、垂れているものも少しありました。真っ直ぐな穂はまだ米が未熟で実を開いても中身がスカスカですが、垂れている穂は実が固くなり始めています。
稲刈りまで残り１か月、これからも田んぼの様子をみんなで見守って行きたいと思います。
２学期最初の週末活動は、ジャガイモと夏野菜の収穫を行いました。
ジャガイモ堀りでは、スコップや鍬を使って土を掘り、ジャガイモを探すのですが、慎重にやらないとジャガイモがスコップや鍬に刺さって切れてしまいます。説明を受け、いざスタート。
「全然出てこないよー。」「ああっ！切っちゃった！」「ジャガイモ削ったー！」
中々難しそうな様子でしたが、コンテナ２箱ほどのジャガイモを収穫することができました。
その後、新入園生はインゲン豆、トウモロコシ、枝豆、モロヘイヤ、トマト、ナス、キュウリの収穫をしました。
そして収穫を終えた場所はマルチを剥がして、秋まき野菜のために畑起こしをしました。
一坪畑の方も夏休み中に伸びた草取りを頑張っていました。収穫した野菜を早速食べている子も。自分で作った野菜はまた一段と美味しそうですね。
採れた野菜はお昼ご飯と夕食に食べました。採れたての野菜をたくさん食べられるのは、とても贅沢なことですね。
午後はジャガイモを蒸かしたり、トウモロコシを焼いたりして、おやつにいただきました。
収穫した赤しそを使って、しそジュースを作ってくれた子もいました。
そして夜には演目練習も。久しぶりの三宅島太鼓でしたが、黙々と真剣に叩く姿がありました。
ついに太鼓の革が破れてしまったところも！頑張った証ですね。
22日（月）から学校も始まり、元気に登校する日常が戻ってきました。コロナの感染対策は引き続き行っていきますが、制約が多い中でも自然豊かな山村で伸び伸びと過ごせられるよう、見守って行きたいと思います。