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夕食会・演目発表
・7月16日(金)
センターの前には万葉集に「忘れ草」として出てくるノカンゾウの花が咲いています。春には若葉を天ぷらにして食べた学園生もいました。あっという間に月日が流れ、一学期最後のセンター活動も残り2日となったこの日、学校の先生方をセンターへお招きして一緒に夕食をいただき、演目発表を見ていただきました。
この一週間はこの日の演目発表へ向けて毎晩リハーサルを積み重ねてきました。
もっと大きな声で、もっと大きな音で、もっと笑顔で。決して長い練習期間ではありませんでしたが、やる気に満ちた子供たちの成長は著しく、新入園生はもちろん、継続生も一段と上達することができました。さあ、本番で彼らは練習の成果を先生方の前で発揮することができたのか。
演目発表の前に、まずは先生方と一緒に夕食をいただきました。学園生は普段見せられない自分たちの様子を見てもらうことができ、とても嬉しそうでした。聞いてもらいたい話は尽きず、とても賑やかな食卓となりました。夕食後には先生方から自己紹介もしていただき、美麻と八坂で普段は交流のない先生のことも知ることができました。
夕食後に行っている掃除、洗濯、布団敷きや明日の準備の様子も見ていただき、親元を離れて頑張っている学園生の姿を知ってもらうことができたと思います。
さて、先生方も楽しみにしてくださっていた演目発表が始まりました。まずは「はねこ」から。いつも以上に大きな動きと声で、全体の動きにもまとまりを感じました。とても華やかな出だしになりました。
「ぶち合わせ太鼓」では練習以上に声も音も迫力があり、最後の見せ所である「打ち上げ」は早いリズムで難しいのですが、しっかりとやり切った姿がありました。
最後は4月から全員で練習してきた「三宅島太鼓」です。こちらは3か月間練習してきているだけあって、安定感がありました。演目を続けて発表して疲れているはずですが、しっかりと声を張り上げ、全身を使って力強く打ち抜いていました。
演目終了後には先生方から拍手喝采でした。今回初めて演目を見てくださった先生は、興奮した様子で「すごい感動しました。子供たちに声かけに行きます!」と言い、演目を終えた子供たちに思いを伝えに行ってくださいました。また、担任をしている子を少しでもよく見ようと、演目の間にわざわざその子の目の前へ席を移動して、真剣に見てくださっている先生もいらっしゃいました。
山留生が日々の学校生活で、多くの先生方から支えられ、大切にしていただいているということを再認識する機会となりました。先生方にも、学校生活では見られない子供たちの頑張る姿を見せることができたのではないかと思います。