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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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中学生キャンプ活動


・5月28日(土)― 29日(日)

この週末は小学生が諏訪湖に船舶活動へ出かけ、中学生のみの活動となりました。

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今回の活動はテント泊キャンプ!中学生からリクエストがあり、実現しました。

まだテント泊経験がない学園生や火起こしに自信がない学園生がいたので、それを体験しキャンプ技術を向上させることを目的として実施しました。

28日(土)の夜にテント泊をし、29日(日)には3食すべてを自分たちで作りました。

28日(土)の夕方から活動の準備を始めます。

授業参観のため学校に行っていた八坂中生の帰る時間に合わせて、美麻中生も畑作業を終え、キャンプ場に集合。テントを組み立てていきます。

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30分もかからず4張のテントが完成しました。

そしていよいよ全員でのテント泊キャンプが始まります。

夕食・掃除を済ませ、センター内でミーティングを行いました。

それを終えるといざ出発!自分たちの寝袋を持参し、ヘッドライトをつけてキャンプ場へ向かいました。

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到着後は夜のお楽しみタイムということで、火を焚いて炭火にし、ビスケットにチョコと焼いたマシュマロを挟んでいただくスモアを堪能しました。

夜の時間も存分に楽しんだ後はお待ちかねのテント泊。テントに入ると静かになり、ゆっくり休めた様子でした。

29日(日)

この日は3食すべてを学園生達で準備します。

朝は朝食作りから。

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朝食は全員でホットドッグ、スクランブルエッグ、コンソメスープを作りました。

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寝ぼけ眼の学園生もいましたが、そこはさすが中学生。野菜を切る人、火を起こす人、炒める人などとすぐに分担をし、それぞれの役割を果たしていきました。

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1時間ほどで朝食も完成!朝から豪華な内容に「食べ過ぎたー!」との声も聞こえてきました。

畑に行って作業をし、少し体を動かしてから、昼食作りに取り掛かります。

昼食は学年ごとに分かれて、用意された食材を自由に使って作っていきます。「これが作りたい!!」「そんなにいっぱい食べられなくない?!」メニュー決めにも時間をかける学年もありました。

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「もうご飯炊き始める?」「この薪の組み方で良いよね?」

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同い年ということで質問がしやすいのか、お互いにわからないこと・不安なことを確認しながら進めていました。

完成するころには「お腹すいたー!!」との声も。

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IMG20220529132953.jpg 中2

IMG20220529134548.jpg 中3

どの学年も本当においしく仕上がりました。他の学年のご飯も試食をして楽しんでいる姿がありました。

昼食が終わるとさすがの中学生もテント泊から火を長時間扱ったことからクタクタの様子。昼食の片付けまですべて終わってからはゆったりと休む時間となりました。

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キャンプ場に併設された古民家の縁側で横になったり、銀マットにぎゅうぎゅう詰めに寝てみたり。。

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思い思いにエネルギーをチャージしていきました。

そしていよいよ最後の1食、夕飯づくり!

夕飯ではソロでご飯を炊くことがミッションとなります。それに調理済みのチキン南蛮を乗せて夕飯の完成です。

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一人で火を起こしたことがない学園生、やったことがあっても自信があまりない学園生、個人体験の経験からかまどの形をよりよいものにしていこうと研究する学園生などと様々な様子が伺えました。

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「マッチが苦手なのよ」「薪ってどれくらい集めたらいいのかな?」

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不安になっている学園生もいましたが、ヘルプくじは使わない様子。「とりあえずやってみるよ!」と前向きに取り組んでいました。

チキン南蛮もキャンプ場に到着し、夕飯の時間。

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ヘトヘトな様子の学園生達も、自分たちで炊いたお米とおかずがおいしかったようでペロリと食べてしまいました。

最後の片付けも俊敏に動きます。指導員に細かく指示されなくても、どんどん動いてやることを探していました。

夜はテント泊、翌日は1日かけて3食すべてをつくるというハードなスケジュール。さすがの中学生たちも疲れが見えましたが、同時にテントに泊まれ、また一人でご飯を作れたという達成感も味わえた2日間になりました。















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