八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
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田植え
2022年05月22日
・5月22日(日)
緑が一層濃くなり、周辺では草刈りをする人の姿が見られるようになりました。
さて、この日は2回目の農家活動を終え、子どもたちがセンターへ戻ってきました。
午前中は荷物の片付けを行い、午後は田植えをしました。
田植えを行う前に田んぼの前で春祭りを行いました。
今回行った「春祭り」とは、山の神様を田んぼに迎え、無事にお米が収穫できるようにお祈りをするための儀式です。
今回用意した略式の祭壇には、人が生きるために必要な、水、塩、米と、稲穂の色を模した黄粉にぎりを供え、神籬(ひもろぎ)と玉櫛拝礼(たまぐしはいれい)には常緑の木である「そよご」を用いました。
活動前のミーティングで春祭りの意味や、正しい二拝二拍手一拝の作法を教わりました。
さて、お供えの黄粉にぎりは、事前に中学生女子が中心になって用意してくれました。
この黄粉にぎりや苗などを持って元気よく田んぼへ向かいました。
春祭りでは厳かな雰囲気で練習通りに行えました。
黄粉にぎりは春祭りを終えたあとにみんなでいただきました。
田植えの作業では、事前に中学生男子が田んぼに線引きをしてくれました。
この線に沿って苗を植えていきます。
手に苗を持って、次々に植えていきます。
苗を挿した深さが浅すぎると水を入れたときに浮いてきてしまうし、深すぎると苗が浸水して腐ってしまうため、絶妙な加減で等間隔に挿し進めて行きます。
田植えが終わるとおやつ休憩。
今後は水の管理を行いながら、この日に植えた苗がどのように成長していくのか、子供たちと見守り続けていきたいと思います。