陸上大会 / 畑作業 & ちまき作り
・5月8日(日)
連休最終日、この日は午前中に大北地区の小学生陸上大会がありました。大会に参加しない子は畑作業を行い、午後は全員で笹の葉でお団子を巻いた「ちまき」を作って食べました。
・ 第6回大北・安曇野市小学生陸上競技大会
陸上大会に出場する小学生は、他の学園生よりも1時間早く起きて大町市運動公園へ出発しました。
陸上競技場に着くと、学校ごとに準備体操やスタートのやり方を確認しました。
「緊張するー!」「入賞できるかなー??」
それぞれが様々な思いで競技開始を待っているようでした。
競技が始まるとスタートラインで呼名を受け、緊張した様子で手を挙げ、しっかり答えていました。
全員頑張って競技に挑んでいました。
予選を通過して本選に出場できた子も何人かいました。
競技を終えて、
「頑張ったよ!」「目標達成できたよ!」「負けたのが悔しすぎる!」
抱いた気持ちは人それぞれのようでした。
最後に、引率して下さった学校の先生からは「大会に出場したという経験に意味がある」とお話しが。普段関わることのない、異なる小学校に通う同級生と競い合い、多くの刺激を受けられたのではないかと思います。
*本大会のリザルトはJAAF長野のHPに掲載されております。
・畑作業
センターに残った学園生たちは畑作業を行いました。
今回は下の畑と呼ばれる八坂小中通学路の途中にある畑で、畝立ての作業です。
畝立ては畑起こしの次の作業にあたり、作物ができやすいように生育環境を整えてあげます。
5月2日の農家入りの日、すでに畝立ての作業は経験済みなので、みんなスムーズに作業にとりかかりました。
班ごとに別れて、中3の班長を中心にもくもくと進めていきました。
晴れていましたが気温もそこまで上がらず、とても作業がしやすい日。「肌寒いね」「作業はしやすいよ!」と話す学園生の姿もありました。
各々が自分のやるべきことを探して動くことができたので、1時間もかからずに11本の畝を立てることができました。
最後は仕上げとして、石拾い!
下の畑は石が多く、野菜の生長を妨げてしまう可能性があります。なので、なるべく多く石を拾っておくことが重要なのです。
両手いっぱい、そしてバケツいっぱいになるほどの石を全員で集めることができました。
次のセンター活動中には苗植えを行う予定。今日の作業のように、全員がてきぱき動いて作業を進めていければと思います。
・ちまき作り
5月5日の夕食時にはかしわ餅をいただきましたが、端午の節句にちまきを食べる習慣から、おやつにみんなで作って食べました。
ちまきはもち米やうるち米を材料とした甘い和菓子で、元は厄除けの意味を持った茅(ちがや)の葉で巻いたことから「茅巻き」と呼ばれるようになったそうです。
今では竹の皮や笹の葉で巻かれているものが一般的で、今回も笹の葉を使いました。笹の葉は抗菌作用や保湿効果があり、ちまきを長持ちさせられるそうです。
作り方を教わり、ちまき作りスタート!
「このあとどうするのー??」「上手く巻けないよー!」
苦戦する小学生に中学生が教えてあげ、全員完成させることができました。
このあと蒸してもらい、ちまきの熱が冷め、、
いざ、実食!
子供が元気に過ごせるようにと願いを込め作られてきた「ちまき」。1年間元気に山留できますように。