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雪中デイキャンプ
2月11日(金・祝)
建国記念日でお休みだったこの日はナラの森キャンプ場で雪中デイキャンプを実施しました。
例年はテント泊も実施していましたが、コロナ対策として密な環境をつくらないため取りやめ、代わりに午前中から全員でキャンプ場へ出向きました。
キャンプ場はふかふかの雪がどっさりと積もっていました。
今回は、お昼ご飯作りまでの2人1組チーム、夜ご飯作りまでの3人1組チーム、そして夜ご飯までのソロ、の3つから選択する希望制。
各々が自分に合ったものを選んで挑戦しました。
今回の目的は自分に打ち克つこと。夏に実施したデイキャンプやこれまでで得た知恵・知識を活かす場となるのです。
なのでものは必要最低限、そして指導者のサポートも基本的にはなしで行うキャンプでした。
到着したキャンプ場はこれまでや前日の雪の影響で約40cmの積雪!
その中、まずはゲームを実施ました。番号がふってあるペットボトルキャップが雪の中に隠してあり、それをチームで2つ探し出すのです。その番号とあった食材がゲットでき、お昼ご飯のラーメンの具材となります。
早速ゲームがスタート。雪に足が引っ張られなかなか思うように進みません。それでも「あった!!!」と見つかった瞬間は大きな声が上がりました。
ぞくぞくとキャップと食材を交換していきます。
チーズとチーズを引き当てたグループもありました。。。
そして、それぞれ場所を決め、かまど作りから始めていきます。
雪を踏みつぶし、地面を固定させ、各々が工夫しながら進めていきました。
いざ、火起こし。湿った薪を使わないように1種間以上前から薪集めを行い準備万端の学園生が多くいました。
次々に火を起こしていき、ラーメンが完成。
寒い中食べる温かいスープに「雪の中で食べるラーメンは違うね!」と満足気でした。
ここからは別行動に。夜までキャンプを希望した学園生達はそのまま残り、夕飯作りの準備を進めます。
早く準備しすぎて夜ご飯を食べ終わってしまっても、センターで食べるものはありません。なので各々で時間調整する姿が見られました。
一旦火を消して夜に向けてさらに薪集めにいったり、水を汲みに行ったり、食材を調理しやすいように切っておいたり、雪で食器をきれいにしたり。。
そして3時ごろから夜ご飯の準備が着々と進められました。
夜ご飯のメニューは1週間以上前から計画をそれぞれで立て決めたもの。
すき焼き風鍋、オムライス、野菜の味噌炒め丼、キムチ鍋などなどバラエティー豊かなメニューが並びました。
「おいしい!」「温まる!!」
ソロキャンプに挑戦した人もしっかり温かいご飯を頂いていました。
思った様に調理できなかったなど悔いが残る部分もあったようですが、夜までキャンプした学園生達は全員がご飯にたどり着くことが出来ました。
日も沈んだ6時頃から使用したものの片付けをし、かまどの鎮火も行い、夜7時にはキャンプ場を後にしました。
1日中雪の積もった場所での活動ということで、疲れもありましたが、同時に達成感に満ち溢れた表情が見られました。