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唐花見湿原&芸術の日
18日の帰村後、22日までの4日間は、コロナウィルス対策も考慮し八坂内での活動を実施しています。
20日(金)は歩いて40分ほどのところにある八坂地区の唐花見(からけみ)湿原へ自然観察、そして21日(土)はセンター内で芸術の日を開催しました。
8月20日(金)
・唐花見湿原散策
良く晴れたこの日は唐花見湿原へ自然観察をしに行くことになりました。
唐花見湿原へ行ったことがある学園生は数人程度。
ほとんどの学園生にとっては初めて訪れる機会となりました。
まずは唐花見湿原をもっと知るためのミーティング。
何千年もかけて今の湿原が形成されていることや、日本で最も小さいトンボ、聞き馴染みのない植物がたくさん生息していることを確認します。
また、指導者から、より充実した自然観察にするため、動植物をよく観察することや自然と人とのつながりを考えながら観察することが伝えられました。
そしてついに出発!
40分ほどの道のりを歩いて行きます。
道中ですでに動植物を発見・観察する学園生達。
「朝のつどいで紹介されたクズの花だね!」
「ヘビが食べられてる!」
じっくり観察しながら進みました。
そして湿原に到着!
ここからは班に分かれて湿原内を1時間ほどかけて回りました。
木道を歩きながら動植物観察。
来る前にミーティングで確認した植物と照らし合わせながら進んでいきます。
野鳥もいるかなと双眼鏡を使って観察。。
充実した時間を過ごすことができました。
夕食後には湿原での自然観察の振り返りも実施。
班毎にどんなものを発見したのか、また感じられたのかをシェアしました。
すると観察したもので模造紙がいっぱいに!
サワギキョウ、カラコギカエデ、ミズゴケ、ヨシ、ミヤマウメモドキなどの植物
キイトトンボ、ミヤマカラスアゲハ、セミ、オタマジャクシなどの動物
挙げればきりがないほど自然、動植物を発見・観察することが出来ました!
帰村してからあまり長い距離を歩いていなかった学園生達でしたが、約2時間半の距離を元気よく歩いて帰園することが出来ました。
8月21日(土)
・芸術の日
帰園してからは連日外での活動がメインだったので、今日は「芸術の日」と題し、センター内で過ごすことに。
絵やモノ作り、工作など学園生達が表現したいものを自由に形にしていきました。
・センターにあるもの&自然のものを使う
・自由に表現することを楽しむ
この2つのルールをもとに、食堂のマイスペースや伝習館下で作業を進めました。
「始めましょう」の声掛けと共に材料を取りに行きます。
やりたいことがすぐに見つかり、作業に取り掛かる子もいれば、
「何すればいいのー!?」と
いろいろ迷ってなかなか始められない子もちらほら。
しかし作業を始めると集中して取り組んでいきます。
段ボールを切ったり、クレヨンで絵を描いたり、外に出て風景や動植物を描いてみたり。。。
「見て!あと少しでできるよ!」
指導員にアドバイスをもらって凧を作った学園生は、午後飛ばすことができるか確認もしました。
前庭を全速力で走り周ります。
夜ご飯のあとは、芸術の日鑑賞会!
班毎にみんなの前に出て、それぞれの絵や作品を紹介していきました。
5班
4班
3班
段ボールを使ってガチャガチャを製作する学園生や、食堂の風景画、木を使ったキーホルダー、凧など。。。
2班
1班
個性あふれる作品たちが並びました。
緊張してしまい言葉が詰まる学園生もちらほらいましたが、工夫したところを丁寧に説明することが出来ました。
創意工夫して表現する事、そしてお互いの感性を認め合う事。そんな、みんなで過ごすからこそできる良さを感じる大切な時間となりました。