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小学生キャンプ
6月26日(土)&27日(日)
この週末は小・中学生で分かれての活動。
小学生はセンターから歩いて15分ほどのならの森キャンプ場で、テント泊のキャンプを実施しました。
5月のGW中に実施したデイキャンプと同じ場所で行います。
しかし前回は班行動でしたが、今回は一人で火起こし・飯盒炊さんに挑戦!
「マッチの本数」「新聞紙の枚数」「指導員のヘルプの回数」の3つそれぞれに自分で目標数を設定し、それを達成すべく活動していきました。
土曜日の午前中にはミーティングをし、テントの張り方・寝袋の使い方を確認しました。
やり方を聞いたのちに、テント班に分かれて室内で実践。
継続生が中心となって新入園生に声を掛けながら進めていきました。
テントを畳む工程にはてこずっている学園生もちらほら。次に使う人のことを考え丁寧かつコンパクトに収納します。膝で押しながら空気を抜いて丸めていきました。
練習が終わると、昼食を食べ、いよいよならの森キャンプ場へ出発!
午後からは雨の予報も出ていたので、備えとして全員長靴を履いてキャンプ場へと向かいました。
到着後、まずはテント班に分かれてテントを立てていきます。
室内で実際にやってみたところまでは順調!しかし、いざ地面にペグをさすとなると
「ここに石があってさせない!」「どっちの方向に差すんだっけ?」と小さなトラブルが発生。
臨機応変に対応し、問題を対処していく姿が見られました。
テントが完成すると、火起こし・飯盒炊さんに移ります。
予報されていた雨もそこまで強く降らず、木々の下にいる子どもたちにはほとんど当たりません。
しかし初めて一人で取り組む新入園生たちは苦戦している様子。木をどのように組み立てれば火がうまくつき、安定するのか試行錯誤の時間が続きました。
一方、多くの継続生たちは即座に火を付けることに成功!数本のマッチで火を安定させることが出来ていました。
数時間後、やっとの思いでご飯を完成させました!
真っ白なご飯を炊ける子もいれば、下の方が焦げてしまった子も。
「今までで一番うまくいったー!」
「なんか焦げちゃったからもう一回炊きたい!」
それでも自分たちで作ったご飯を牛丼にして、おいしくいただきました。
みんながご飯を食べ始めるのを待ってくれていたかのように、夜にはやや強い雨に。
タープの下でデザートにチョコバナナと焼きマシュマロ。
自分で起こした火を使って焼くと味もずっとおいしくなるようです。
夜はテント泊。
午後はずっと火と格闘していたので、9時前には寝袋に入り、あっという間に就寝。
2日目。
起床時間前から起きている子もちらほらいましたが、起きるとすぐに寝袋と銀マットを畳みました。
そして朝食も沢山頬張ります。パンだけでなく、昨日の飯盒で残ったご飯を焼きおにぎりにしていただく学園生もいました。
最後にテントの片付け。
夜中降った雨でぬれたテントをあとで干しやすいように、上手くたたんでいくことができました。
雨の中でも自分達の目標を達成できた子も多く、満足のいくキャンプ活動となりました。
帰園後は、テントを干すため週末で3回目のテント張り。
それが終了すると、午後はエネルギー博物館へ出かけていきました。
キャンプ明けにもかかわらず、疲れを一切見せず全員が全力で楽しみみます。
「反対側の声が聞こえる!」
「舟の勝負しよう!」
熱、光、電気など様々なエネルギーについて、模型や実験装置などを使い学ぶことが出来ました。
各自思い思いに過ごした午後のひと時となりました。
雨と悪天候の中でしたが、達成感の感じられる内容の濃い2日間を過ごすことが出来ました。
月曜には学校から直接農家入り。タイトなスケジュールの中でもやるべきことをひとつずつこなしていきます。