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田んぼ＆畑作業
6月20日（日）
久しぶりに晴れたこの日、午前中は田んぼで、そして午後は畑で作業しました。
・田んぼ作業
八坂中バドミントン部は大会が、そして八坂中吹奏楽部は練習があったため、八坂小生と美麻小中生の23人で実施しました。
今回の田んぼ作業では草とりとガス抜きを担当しました。
田んぼに生えてきている雑草は稲の成長を邪魔します。
また土の中に溜まったガスは稲の根に有害とのこと。
今回の作業はこれらを防ぐため、自分達の手足と田車を用いて実施していきました。
生えてきてしまった雑草や種子は踏むことで、土の中に埋めていき、
また土を踏んで「ブクブク」させることで溜まったガスを抜いていきます。
田車は比較的重く、前へ進めるのにコツがいるようで、指導員にアドバイスをもらいながら最初は行いました。
少し時間が経つと、コツをつかんだ中学生が小学生に教えている姿も見られました。
「これ全然進まない！」「舟の部分を上手くつかって動かすんだよ！」
丁寧に教えてあげていました。
また作業をしながら、たくさんの生き物も発見！
オタマジャクシやカエルはもちろん、
アメンボ、イモリ、ミミズ、ゲンゴロウ、ジャンボタニシ、タガメなどたくさん見つけることが出来ました。
作業しながらも下を向いて生き物を探している姿が多くみられました。
晴れたおかげで水温や泥もあたたかく、大変な作業も楽しく作業することが出来ました。
・畑作業
昼食を食べた後は、練習から帰って来た八坂中吹奏楽部も加わり畑作業を実施。
今回のメイン作業となる支柱の立て方を指導員から教わり、新入園生と継続生に分かれて作業を進めます。
新入園生はまず、草とりから。より多くの養分が野菜に行くよう、丁寧に雑草を抜いていきます。
そしてセンターで所有しているピーマン、ナスの支柱立てを行いました。
5月末に立てた仮支柱をはずし、本支柱を立てていきます。
コツは枝が成長していく様子を想像しながら、それに合わせて支柱を立てていくこと。
そして支柱を麻紐でしっかり結び付けていきます。
そして支柱が完成するとピーマンとラディッシュの収穫！
ピーマンの一番果は早めに収穫することで養分を株の成長にまわすことができるそう。
すでに立派に育っているピーマンがたくさん実っていました。
またラディッシュ（20日大根）はすでに収穫時期を迎えて大きくなっている物もあったので、小さいものは残して後は収穫となりました。
「やった、収穫できた！」
センターに来てから初めて野菜収穫の体験となりました。
そしてラディッシュはその場で洗い、味噌をつけて頂くことに！
「ちょっと辛味あるけど、おいしい！」
とれたて野菜の味に満面の笑みがこぼれていました。
一方の継続生は説明を聞き終わると、すぐに自分達の一坪畑へ向かっていきました。
大会から帰って来た八坂中のバドミントン部も途中から加わり、一緒に活動していきます。
自分の畑に支柱が何本必要になるか、ネットはいくつ必要かなども考え、各自持って行きました。
そして各自、支柱立てやネット張り、雑草取りなど、必要な作業を進めていきます。
わからないことがあれば、「これわからないので、教えて下さい！」指導員を呼び、アドバイスを求めていました。
また一坪畑を二人でやっているところは、上手く分担作業をして進めていきます。
自分達の一坪畑を丁寧に整備することができました。
帰園後の夜ご飯には畑での収穫物が登場しました。
新入園生が収穫したラディッシュです！
醤油・マヨネーズ和えにしていただきました。
また厨房スタッフの計らいで、きれいな飾り切りも！
この2つは指導員とのジャンケン勝負で勝ち抜けた２人が美味しくいただきました。
これからは収穫できる野菜が増えていきます。多く収穫できれば、学園で頂ける機会も増えていくので、学園生たちの楽しみがまた一つ増えました。