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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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ミニかるた大会&選択活動


6月19日(土)

今日は学園生の所属ごとに行動する日となりました。

バドミントン部に所属する中学生は、中信大会!朝5時前に起床して、松本市に向かいました。

また八坂小学生は音楽会!平日と同じように7時頃、学校へ元気よく出発していきました。

・ミニかるた大会

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そして残った14名の美麻小中学生と吹奏楽部の八坂中生は午前中、雨が降る日であったため、カルタを使って八坂・美麻をもっと知ろうということに。

今日使ったかるたは3種類

「八坂郷土かるた」、「美麻かるた」、「大町民話かるた」を使いました。

どれも地域の名所や特産、後世に伝え残したいことなどが絵札・読み札となって残されています。

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最初は練習も兼ねて、14人が7人ずつにわかれ、八坂郷土かるた・美麻かるたで勝負をしました。

継続生の中には札をよく覚えている子もいて、絵札だけで読み札がわかる子も!

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一方、新入園生は初めてみるかるたに興味津々。「これってどういう絵なの?」「カラーだとわかりやすかも!」と少しずつ絵札を覚えていきました。

そして練習が終わると、指導員も1人加わり15人をくじ引きで3人ずつの5チームに分け、小さなカルタ大会を実施しました。

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「あー!そこにあったかー!」

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「よっしゃ、取れた!」

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「目の前だったー!!」

勝負の中でもお互いを尊重しながら勝負を進めることが出来ていました。

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3人の合計枚数を集計しての順位。1位は大差をつけての優勝!景品もありました!

八坂・美麻についてまたすこし学ぶことが出来た機会となりました。

・選択活動

八坂小学生が帰園し、昼ご飯を食べた後は選択活動を行いました。

今回は梅漬け、竹クラフト、雨の中の鷹狩山ハイクの3つから選択。

・梅漬けチーム

職員の指導の下、梅を漬ける作業を行いました。

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作業に使う梅を目の前にすると、甘いかおりが広がります。

「いい香り!」「この甘いかおり、ずっと嗅いでいられる!」

まずはヘタをとる作業から。爪楊枝を使って上手に取り除いていきます。

そして梅に少量の焼酎をまぜ、全体の半分量の塩をまぶしました。

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最後に樽に移し、もう半分の塩を入れ、落し蓋をして完了。

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3,4日すると水がでてくるので、そのまま約1か月ほど漬けていきます。

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今から「早く自分で漬けた梅を食べたい!」と楽しみにしている様子。

夏休み明け、2学期のお弁当にはこの梅干しが登場する予定です。

・竹クラフト

竹クラフト班は前回の選択活動の時と同様、竹から自分の作りたい作品を型取って行きました。

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今回もお箸やナイフ、弓矢、ペン立てなど様々なものを作る学園生たち。

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「ここ抑えててくれる?!」

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「ペン立て作ってるの。」

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「これ(やすり掛け頑張ったから)つるつるだよ!今までで最高のでき!」

それぞれの個性が溢れた作品が次々と完成していきました。

また作業終了後の掃除もしっかりと取り組むことが出来ていました。

・雨中ハイキング

最後のチームは雨でも自然を楽しもうと、ハイキングへ。レインコートを着、長靴を履いて出発です。

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センターの近くにある鷹狩山の方へ向かい、美麻方面にまわる通路へ。

ミミズ探しをしたり、葉のサイズがとても大きい朴葉を傘に見たてたりしながら進んでいきました。

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完全に濡れない恰好をしているからこそ、整備された道ではなくあえて薮の中へも行ってみました。

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キイチゴも沢山収穫!道中で頬ばりました。

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5.5キロほどの行程は活気あふれるものとなり、雨の中でも自然の素晴らしさを感じることが出来ました。















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