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デイキャンプ&代かき
9日(日)の午後の農家入り前に、週末活動として2つの活動を行いました。
8日(土)には今年度初のデイキャンプを、そして9日(日)には田んぼの作業のひとつ、代かきをおこないました。
・デイキャンプ
5月8日(土)
晴天の下、ナラの森キャンプ場にてデイキャンプを実施。
今回は今年度初のデイキャンプであったので、サバイバル体験において必須である火おこしと調理のスキルを身に付けること、また班ごとに協力をしてやり遂げることを目的として実施しました。
班ごとに分かれ、火おこしをし、そして自分たちの夜ご飯を作ります。
夜ご飯のメニューについては、1週間前から班で話し合い、何を作るのか、どんな材料がいるのかを確認しました。
各班、簡易的になりすぎてしまわないよう、また工夫を凝らしてメニュー計画を立てていきました。
そして当日。歩いて20分のところにある「ならの森キャンプ場」に到着して、まずは昼食のお弁当を頂きました。
これでエネルギーチャージ完了!
食べ終わると、薪集めやかまど作り、食材の準備に取り掛かります。
指導員から事前に説明を受け、集めてきた薪を大きさ順に並べて置くこと、火おこしの方法やコツなどを実践に移しました。
また調理も同時進行で進めていきます。
班内で分担をし、かまどづくり、食材の下ごしらえ、火の管理など学園生それぞれが役割を持って活動していました。
かまど作りはキャンプのことをよく知っている継続生を中心に行っていきます。
木を組み合わせたり、石で囲いを作ったり、複数のかまどを準備したり、班によって全く違った形のかまどが完成していきました。
そしていざ火おこし!今回は班全員がマッチを擦るというルールが課されました。
するとマッチをすることができない学園生がちらほら。
「できない!」「どうやってやるの?」と声が上がりました。
しかし班内でサポートし合いながらすべての班が火を起こすことが出来ていました。
そして約3時間後。。。ついに夕食が完成!
班毎に「いただきます!」
自分たちで作ったご飯を美味しくいただくことが出来ました。
班のメンバーと協力しながら、準備から片づけまで行うことができた1日となりました。
・代かき
5月9日(日)
午後に農家入りを控えた日曜日、代かきを行いました。
代かきとは土を砕いて、細かくまた柔らかくする作業のこと。
肥料をムラなくまぜる、水漏れを防ぐ、苗を植えやすくするなど多くの効果が見込まれます。
現在は多くの農家が耕運機を使用していますが、学園生は自分たちの足を使い、土を踏んで代かきを実施しました。
当日の朝は晴れ間があったのにもかかわらず、始める時には曇りに。半そででは肌寒く感じ、作業前にはくっついて暖を取る姿も。
そして、代かきの活動を始めました。
「キャー!冷たい!!」「これはできないかもしれない!」
予想以上に水が冷たく、最初はなかなか動けません。
それでも「寒いって思わなければいけるよ!」とお互いに鼓舞して、班ごとで1列横並びになって、手を繋いで前へ進んでいきます。
1班
2班
3班
「1、2、3、4!」『5、6、7、8!』
一人の学園生の掛け声を発端に全員が声を出しながら前に進んでいきました。
4班
5班
「ちょっとトロトロになってきた!」田んぼを数回周ると土も柔らかくなってきたこともわかってきたようです。
バランスを崩さないようお互いに支え合って、作業を進めていきます。
そして最後は"仕上げ"に早足で代かきを実施!
ドロドロになりながらも全員で作業をやり抜くことが出来ました。
土のやわらかさや冷たい水を身体全身で感じ、田んぼ作業の辛さと共に学園生全員で協力して作業することの楽しさを味わうことができた体験となりました。