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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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フィールド散策&味噌玉作り


4月18日(日)

この日は午前中田起こしの予定でしたが、前日までの雨で田んぼに溜まった水が引かなかったため、センター周辺のフィールド散策に出かけました。また、午後は味噌玉作りを体験しました。

・フィールド散策

小雨が降っていたので、レインコートを身にまとい、出発です。

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育てる会が管理している農村生活体験館(水車小屋)や畑などを見学しながら、満開の桜がある切久保フィールドを目指します。

まず訪れたのは農村生活体験館。

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実際に八坂地区で使われていた古民家を譲っていただき、移築した建物。釘は一本も使われていないこと、囲炉裏や竈で炊事できることなどの説明を受け、「早く泊まってみたい!」という声が聞こえてきました。

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また、昔の人々が使っていた道具が置いてあり、中には昔のアイロンも確認。今のようにボタン一つで温めていたわけではなく、炭を用いて使っていたことを学びました。

その後は、今後キャンプで利用していく、「ならの森キャンプ場・いこいの館」へ。

キャンプ場内にも、囲炉裏のある古民家があります。

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炭焼きをされていた現受け入れ農家の方にもお会いすることが出来ました。

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キャンプ場に設置されている炭焼き窯についてお話して下さり、窯自体の歴史について学ぶことが出来ました。

そして、切久保グラウンドへ。満開の桜が学園生たちを迎え入れてくれました。

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センター周辺での活動がより楽しみになるフィールド散策となりました。

・味噌玉作り

午後は味噌玉作りを体験しました。

センターでは、歴代の学園生が仕込んだ味噌を食べています。現在は平成29年度の学園生によって仕込まれ、長期熟成された味噌が食卓に上がっています。

今後も引き継いでいくため、今年も味噌作りを行います。

この地域では、大豆をつぶしてそのまま仕込むのではなく、つぶした大豆で「味噌玉」を作り干しておくことで、高価だった麹の代わりとなる菌をつけて発酵を促すという方法があり、センターでも伝統的な食文化体験として味噌玉づくりを行っています。

今年使うのは60kgの安曇野産大豆!

金曜日の夜に中学生たちが洗っておいてくれました。

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そして今朝から指導員が煮たこの大豆を、班に分かれて味噌すり機で潰し、味噌玉を作っていきました。

味噌すり機には手動と自動がありますが、やはり手動で行うのには時間がかかる様子。

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それでも班内で仕事を分担し作業を進めることで、効率よく豆を潰していくことが出来ていました。

次に潰された大豆をソフトボールくらいの大きさにまとめていきます。

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大きさを均一にするのが大事なのですが、なかなか難しい!

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「これじゃ大きすぎるかな?」「もうちょっと大豆、足した方がいいかも。」

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「私、ここでサイズの確認していくね」

ここでも班内での役割分担!ひとりひとりが責任を持って自分のすべきことをこなしていきます。

そしてできた大豆60キロ分の味噌玉がこちら!

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今後、5月の連休中に樽に仕込む作業を行います。

未来の学園生達がおいしく食べてくれることを願って、今後も味噌づくり体験に関わっていきます。















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