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週末活動
12月9日にセンター入りをし、2学期最後のセンター活動に入っています。
・12月12日(土)
八坂地区のアルプスの見える道を歩こうということで、歩く活動をしました。
今回は5月に歩いた八坂縦断の道の前半のゴール地点から始まり、八坂の北アルプススポット、山城跡や神社など歴史ある場所を通って八坂大滝に出る、高低差のある約10キロの道を歩きました。
まずは前回の終了地点である八坂の小菅(こすげ)集落から大洞(おおぼら)を向けて城ケ峰(じょうがみね)山城跡へ。北アルプスを眺めながら歩きます。
地面に降り積もった落ち葉で遊んだり、道なき道を駆け下りたり。
そこからさらに歩いて、秋葉神社へ。崖の上にある神社からは、八坂の山側の集落が一望でき、「八坂小学校あった!」「センターも見えるよ!」と盛り上がりました。
神社で、景色を眺めながら待ちに待ったお弁当!
昼食後は、小松尾(こまつお)城ケ峰山城跡を通って今回のゴールである八坂大滝へ。
山城跡までは人一人がやっと通れるような尾根沿いの細い道も。「落ちそうで怖い」と言っている人には「頑張れ!!」と応援の声が。
木々の葉がない山の中は、遊び場がいっぱい。
大滝は残念ながら水量が少なく、想像していたような景色は見られませんでしたが、「次は見れると良いな!」と既に気持ちは次回の活動へ。
道中は植物を採取したり、落ち葉の布団に寝転がってみたり、おしゃべりを楽しんだりしていました。
さらに、昔天然ガスや鉱泉が湧いていたという場所や、八坂に3つしかないという三角点を確認するなど、八坂の地勢にも触れることができました。
13日の日曜日は炭焼きに使う原木の切り出しへ。
今年は、ナラの森キャンプ場内のコナラの木を、整備を兼ねて切り出しました。
林業の仕事に就く講師が3名来て下さり、まずは基本的な木を切る際の方法について、継続生の作業を見本として説明がありました。その後、なかなか近くで見る事が出来ない特殊伐採の様子なども見せてもらうことができました。
木を倒したい方向に受け口と呼ばれる三角形の切込みを入れ、そしてその反対側から追い口と呼ばれる切込みを入れると木が倒れます。大きな木が倒れると「おおーー!!」と声が上がりました。
倒れた木は班毎に枝を払い、炭焼き窯のサイズに合わせ、1mごとに切り分けていきます。
手のこでは時間がかかる太い部分にも挑戦し、「全然切れない」といいつつも交代しながら切り、やっと切れた時には拍手が!!
切った原木はトラックに乗せてセンターまで運び、中学生が炭焼き小屋へ。
その間小学生は使ったヘルメットを綺麗にするなど、最後までしっかり作業をしました。
雪が舞う中での活動でしたが、寒い中皆で協力して労働の大変さ、また林業について学ぶ1日となりました。