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第45回 収穫祭
21日(土)、22日(日)と2日間にわたり、第45回収穫祭を開催しました!
今年度は感染症対策として、2日目の発表会場として八坂小学校の広い体育館をお借りし、大舞台での発表となりました。
21日(土)は農事の報告と、感謝の式を執り行いました。
感謝の式では、祭壇を設け収穫物などをお供えし、神主役の中3生が御祓い、学園生代表が玉串を奉天。また、祝詞にかわる作文を発表し、春から農作業を見守ってくれた自然の神様に感謝を述べました。
野生動物に畑を荒らされ、野菜を食べられたりと思い通りにならないこともありましたが、収穫できた喜びはとても大きなもの。春から収穫まで、人間の力だけではどうにもならないことを体感し、自然には恵みと厳しさ両面を持つことを感じた農作業体験でした。
さらに収穫祭初日の晩御飯は、神事を無事終えたため、祭壇にお供えをした「山留米」を食べました。
春からの作業を思い返しながら何度も噛みしめ、「甘い!」「おかずなくてもご飯だけで食べられる!!」とたくさんおかわりしていました。
2日目の22日(日)は午前中に個人体験発表、午後に全体発表を行いました。発表会場の八坂小学校体育館では、感染防止対策として人数を制限した中でしたが、保護者や農家さん、地域の御来賓の皆さんの前で無事発表することができました。
個人体験発表では、慣れない大きなステージでの発表で緊張した面持ちでしたが、マイクを持って堂々と発表する姿がありました。
発表が無事終わると「ちゃんと言えたよ!!」とほっとしたような笑顔で戻ってきました。
午後は、全体発表ということで、今まで練習してきた10種類の演目を発表しました。
全体発表の前半は「収穫の喜び、舞い、踊る」をテーマに、4つの演目をノンストップで全員で繋ぎました。
全員で声を出し、収穫の喜びを笑顔の舞いや太鼓で表現しました。
後半は6つの演目の間に、4月からの山留生活で得た心の収穫を一人ひとり発表しました。
4月から空いている時間を見つけては練習を重ねて来た演目。
出演しない時には声で演目を盛り上げるなど、全員で作り上げた演目発表を観客の皆さんの前で堂々と披露しました。
最後に自分たちで収穫した山留米を感謝の言葉を添えて、保護者の方に手渡しました。
少し恥ずかし気に、「ありがとう」と手渡し「これからもがんばってね」と保護者の方から言葉を頂きました。
コロナの影響で、例年とは違うことも多い収穫祭でしたが、たくさんの方々の協力とサポートのお陰で、無事終えることができました。
気が付けば、修園まであと数か月。
収穫祭で得たものをこれからの生活につなげていこうと気持ちを新たに、32人全員で修園まで笑顔で過ごしていきます。