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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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脱穀


・10月10日(土)、11日(日)

10日、八坂小学生は「八坂ふれあい郷土学習」で学校へ。
他の学園生は、あいにくの雨でしたが、個人体験活動を進めました。

11日は今年最後の田んぼの作業となる、脱穀をしました。

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9月20日に稲刈りをし、天日で干していた稲を脱穀します。

長雨や台風の心配があったため、事前に稲を田んぼから屋根のある場所に移動しておきました。

まずは手で脱穀体験から。手でもみ殻を剥き、玄米を一粒口に入れて噛みしめ、味を確かめました。

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その後は班ごとに交代して作業へ。

足踏み脱穀機で籾を取り外します。
回る部分に手が入ると危険なため、小学生や初めての脱穀をする新入園生が挑戦するときには、継続生が手を添えてあげていました。

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残ってしまった籾は千歯扱きや手で綺麗に取り除きました。

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はずれた籾はふるいにかけ、藁などを取り除きます。

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そして、唐箕(とうみ)という風の力によって籾と籾殻を分ける道具で籾殻を取り除きました。

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班毎に交代しながら1時間半ほど作業をしましたが、終わったのはわずか全体の4分の1ほど。残っている稲の束を見て、「え...これだけ?」と手作業の大変さを実感しました。

残った稲の脱穀は機械の力を借りました。ハーベスターという機械を使うと、一気に唐箕の作業まで行うことができます。

「はやい!」「機械ってすごい!」と驚きの声があがっていました。

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お昼すぎに全ての作業が無事終了し、「大変だったけど終わって安心した。」と達成感にあふれた笑顔をみせてくれました。

今年は例年より多い、籾袋約11袋分を収穫することができました!

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午後からは畑作業をしました。

サツマイモを収穫。「めっちゃでかい!」「俺の顔よりでかい!」と大きなサツマイモを収穫することができました。

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鷹の爪やネギも大きくなっていたものを収穫しました。

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継続生の一坪畑では、葉物野菜の収穫や、野沢菜、大根、カブの間引きなどをしました。

11日は脱穀や畑作業と、しっかり体を動かして働く1日となりました。
大変な作業ではありましたが、身をもって感じることこそ大切な経験です。

今まで以上に、毎日お腹いっぱいご飯が食べられるありがたさを実感した1日でした。















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