週末活動
・9月12日(土)
天候の都合で、残念ながら北アルプス登山の予定を変更。八坂地区内にある「南鷹狩山」に登りました。
北アルプス登山を楽しみにしていた学園生は残念な様子でしたが、南鷹狩山という地元の人もあまり登らない山へ行けるということで、「逆にラッキーだね!」と前向きな声が聞かれました。
大町市街地から八坂美麻地区の山並みを眺めると、観音様が寝ころんだような姿をしており、南鷹狩山はその胸のあたりになります。
道中、晴れていれば北アルプスが一望できる開けた場所が。
「おー!」「きれい!」とその眺めに感動の声。
いつも登っている隣の鷹狩山からは位置的に見ることができない木崎湖も見る事ができました。
「あれが木崎湖で、あっちが大町ダムで...」と山の上から大町市の景色を楽しみました。
また、八坂地区には3箇所しかない三角点を確認。「三角点の文字が彫られている方向が南だよ」と教えてもらい、地理的な学習も。
道中、大きな葉っぱや綺麗な花を拾い集めたり、貴重な鹿の角を見つけるなど、自然の中でたくさんの発見もありました。
2学期以降クマ対策のためのバス通学で通学路を歩くことが出来ず、運動不足を感じていた学園生も「今日はよく眠れそう!」と心地よい疲れを感じたようです。
・9月13日(日)
この日は午前中から雨が降っていましたが、個々にテーマを決めて取り組む個人体験活動を行いました。32人の興味関心は様々。取り組んだ内容は11月末の収穫祭で発表する予定です。
また、夕方からは、来年度の山村留学を希望する方々の体験入園がありました。感染防止対策のため、距離を取っての内容となりましたが、学園生は自分が体験に来た時の不安や緊張を思い返しながら、笑顔で積極的に声を掛けるなどの体験者を思いやる姿が見られました。
夜には現在取り組んでいる太鼓や民舞の演目を披露。人前での初披露となり緊張する姿もありましたが、発表後、体験者からは「とにかく感動しました!」「かっこよかった!」と感想をもらい、嬉しそうな学園生でした。