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やまなみだより

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

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4連休 後半


4連休後半の21日(月)は日本海活動と船舶活動の選択活動となりました。

船舶活動を選んだ学園生は、諏訪湖へ。

この日は、青空が広がり最高のコンディションの中で活動をスタートさせました。

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今回は、シングル(1人乗りヨット)に挑戦する子も多い予定でしたが風が不安定で危険が伴うと判断し、複数人で乗るスクラム(2、3人乗り)とリコボー(エンジン付きの大型ヨット)に分かれて活動することになりました。

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みんなで協力して艤装。経験者も多く、「ここは、こうするんだよ」「そっち結んどいて」と経験が少ない子に教えながらテキパキと組み立てていました。

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艤装後は早めのお昼を取り、午後の活動に備えます。

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出発!
シングルヨットの操舵はできなかったものの、行う操作はほぼ一緒。指導員は、あまり口を出さず自分たちで考えながらヨットを操作していきます。

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今回は、シングルを想定しての練習。メインシート(帆を操るロープ)とティラー(舵)を両方一人で操作します。「もうすこし、(舵)押して」「ちょっと風上行き過ぎ」「メインシートもう少し引いて」といろんな声がかかると「あれ?」と分からなくなる子も多く、「いま、こっちに進んでて風がこっちから吹いてるから...」と頭を整理し、イメージしながら操作していました。

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初めのうちは、あたふたしていた子どもたちも終わるころには「何となくわかってきた!」と少しコツをつかんだようでした。

風がどこから吹いているのか、風に対してどのように進みたいのか、帆にしっかり風を入れるためにはどうしたらいいのか。「風を読む」ことは難しく、なかなか一筋縄ではいかないヨット。それでも「難しいけど風が帆に入った時が分かった!」「風を感じられた!」「またやりたい」と自然を相手にすることの難しさを感じつつも、上手くいったときの喜び、ヨットの楽しさを感じていました。

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戻った後は、全員でヨットを洗い片付けをして活動終了。

おそらく、八坂の子たちはこの日が今年最後の船舶活動。集合写真を撮り、挨拶をして諏訪湖を後にしました。

日本海を選んだ学園生は、日本随一のヒスイ産地として知られる新潟県糸魚川市へ。

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まずはフォッサマグナミュージアムで大町市と糸魚川市を繋ぐ糸魚川静岡構造線について学んだり、ヒスイや世界各国の綺麗な鉱石を見学。

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ヒスイは重たく角ばっている事、光をあてるとキラキラ光ることなど、事前にセンターで勉強していったことをミュージアムで再確認しました。(写真は前日のものです)

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長者ヶ原考古館では、縄文時代の土器や、勾玉、それらを加工するための石器を見学しました。

縄文時代のファッションに身を包んでの写真撮影も。気分は縄文人!

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午後は、夕食の海鮮バーベキューの食材を買い出しに行く班と、ヒスイが採れるという海岸でのヒスイ探し班の2班に分かれて活動。

ヒスイ探し班は「絶対見つけてやる!!」と気合十分。開始直後から石の上にしゃがみこんで必死に探す姿が見られました。

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緑色のイメージのあるヒスイですが、緑のヒスイはめったになく圧倒的に多いのは白色のヒスイです。「全部ヒスイに見える...」と苦戦している様子ですが、「これ綺麗じゃない?」とそれぞれお気に入りの石を見つけていました。

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夕飯は学園生全員で海鮮バーベキュー!
中学生を中心に調理し、エビやカニ、鯛、鯵といった海の幸を堪能しました。

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4連休最終日の22日(火)は個人体験と畑作業をしました。
夏野菜の畑を片付け、来年の作業に備えました。大根、野沢菜といったこれから収穫を迎える野菜は間引きをしたり、雑草を抜いたりと大きく育つよう管理をしました。

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個人体験に稲刈り、日本海と船舶の選択活動、畑作業と盛りだくさんの4連休でした。
連休明け、23日(月)は2学期2回目の農家入りです。
やまびこ祭や梨の木祭といった行事もあり、練習や準備と充実した日々を過ごしています。















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