八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
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蝶の標本箱作り
2020年07月12日
7/11(土)
ここ一週間は、雨の日が続き晴れ間が見えたのはわずか数時間ほど。梅雨明けが待ち遠しく思います。
この日は、先月の標本作りで展翅をした蝶を標本箱に移す作業を行いました。先月同様、蝶採集家の山崎先生を招き蝶の種類などを教えてもらいながら1頭ずつ丁寧に箱に入れました。
自分が採集して展翅し、3週間乾かした蝶のほか、山崎先生が学園生のために採集し、プレゼントしてくれた蝶も一緒に箱に入れました。
蝶を並べて名前を書いたら完成。色とりどりの蝶が並び自分だけの標本箱ができました。
センター周辺では秋ごろまで蝶がたくさん飛ぶので、今後も続けていく予定です。
箱詰めが終わった後は、山崎先生が自宅で卵から飼育し羽化させて用意してくれていた「ジャコウアゲハ」の展翅を行い、最後は絶滅危惧種である「ギフチョウ」についての話を聞きました。ギフチョウは「春の女神」とも呼ばれ、長野県など限られた場所でのみ生息が確認されています。出現は4月?5月の年1回。先生は「信州にきたらぜひ覚えていってほしい」と、詳しく説明してくれました。(もちろん捕獲はしていません!)
その後も、晴れ間が出ると網を持ち出し、夢中で蝶を追いかける子どもたちでした。