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選択活動
・6月21日(日)
この日は「蝶の標本作り」と「笹採り・朴葉巻き作り」の2つから選択しての活動となりました。
・蝶の標本作り
標本作りを選択した子たちは、毎年お世話になっている標本作りの「師匠」こと、大町在住の蝶採集家である山崎先生をセンターに招き、蝶の採集からスタートしました。
この日は天気も良く、蝶もたくさん飛んでいました。「あ、ヒョウモンチョウだ!」「モンシロチョウきれい!」と蝶を見つけると夢中になって追いかけていました。
次から次へと蝶をゲットする子もいれば、なかなか捕まえられず苦戦している子も。それでも全員1匹以上は捕まえることができ、「やった!捕まえた!」と歓喜の声をあげていました。
午前中、蝶を採集し午後は、標本作り。
標本作りは、美しく蝶を展翅することが重要です。山崎先生のお手本を見てからそれぞれ作業開始。
「このくらいでいいかな」「うーん、うまく開かないな」と羽の開き具合、上と下の羽のバランス、触覚の角度などを意識しながら真剣な表情で標本作りに向き合っていました。
たくさんの蝶を展翅することができました。展翅したものは、3週間乾かしてから標本箱へ入れる予定です。
・笹採り・朴葉巻き作り
今回は、来年の5月に活動で行うちまき作りのために、笹を採りに美麻地区の女犬原方面へ。同時に、午後から作る朴葉巻きの朴の葉も採取します。
道中、キイチゴやクワの実をつまみ食い。
「甘酸っぱくておいしい!」とたくさん取っていました。
まずは笹の採取。
ちまき作りではたくさんの笹が必要です。一人20枚を目安に、ちょうどいい大きさの葉を採取しました。
センターに戻って、笹についた汚れを洗い流します。天気も良く、「冷たくて気持ちいい!」と丁寧に洗ってくれました。
その後、色落ちを防ぐために10本ずつに束ねた笹を熱湯で茹で、水で軽く冷まします。
水気をしっかり切ったあと干して、笹の処理は終了です。
午後は、朴葉巻き作り。
朴葉巻きとは、木曽地方の名物の一つで、米の粉を練ったものに、あんこを詰めて、朴の木の葉で包んで蒸したもの。今回はだんごの粉で作りました。
大きな朴の葉であんこを入れた団子を包み、糸で縛ります。「うまく縛れない。」「葉が大きすぎて難しい。」と苦戦する子も。
30分ほど蒸して、朴葉巻きの完成です!
全員でおやつとして頂きました。
「美味しい!」「朴の香りがいいね!」と大満足でした。
おやつを食べた後は、畑へ行き、植えた野菜の支柱立てや草取り、土寄せなどを行い、継続生は個々に育てている畑の手入れを行いました。
この週末、梅雨の合間でしたが天候に恵まれ、野外で思い切り体を動かしつつ、小中学生別々に活動する等バリエーションのある活動が展開でき、各所でみんなの笑顔や笑い声が弾ける2日間となりました。