八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
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ちまき作り
2020年05月06日
・5月6日(水)
5月5日は端午の節句ということで、"ちまき"を作りました。
ちまきには難を避ける厄払いの力があるとされており、今年1年の健康を願います。
ちまき作りの指導は、東京で代々和菓子屋を営んでいた御夫婦。元山留生保護者でもあり、数年前に大町市内に家族で移住し、現在は学園の指導補助としても手伝っていただいています。
「地元ではちまきを毎年食べていた?」という質問に対して「食べていた!」というのは関西出身の留学生。関東では端午の節句には柏餅を食べることが多いようです。全国から集まる山留生ならではの地域文化の違いも見えてきます。
今回体験したのは米粉で作ったお餅を、地元で採って保存しておいた笹で包み、タコ糸で縛る作業です。
米粉の白色、黒糖入りの褐色の2種類を作りました。
作業に苦戦する留学生もいる中、お手本と遜色ないちまきを作り上げる子も。
新入園生には継続生がしっかりアドバイス。
笹で巻き終わった後、蒸し器で蒸します。
蒸し終わると待望のおやつタイム!!自分たちで作ったちまきを食べます。
米粉のままの白餅は笹の風味が感じられ、黒糖入りは優しい甘みが広がります。
2本を食べ終え、「もう無いの?」「もう1本ちょうだい!」とあまりの美味しさにおかわりの声があがりました。
ちまきを食べて季節を感じた1日でした。