山菜デイキャンプ
5月5日(火)
5月の爽やかな陽気の中、山菜デイキャンプを行いました。
山道を歩き山菜を採取しながら、近隣の「ならの森キャンプ場」に向かい、採取した山菜を使って班毎に夕飯を作ります。
2日前からミーティング。班ごとに食材や山菜をどのように使って調理をするか、メニューや工夫点、目標などを班毎に話し合い、計画をたてました。
調理後には最も見た目や味がよく、班での協力が出来ていた班を指導員が選ぶということともあり、各班気合が入ります。
前日の味噌仕込み後の時間で、必要な山菜を事前に採取し、あく抜きなどの処理まで行う用意周到な班も。
当日、晴天の下、センターを出発。
出発前のミーティングでは、指導者に代わり4年目の継続生が山菜についての説明を行いました。さすが4年目ともなると、採り方や調理法まで詳しく説明してくれました。
その後、山菜に詳しい地元の方と一緒に、タラの芽やモミジガサ、コシアブラといった山菜を採取します。
初めて山菜採りをする新入園生は、「これってコシアブラだよね?」などと継続生や指導員に尋ねながら山菜を採取していました。
誤食がないよう、キャンプ場に到着すると採ってきた山菜のチェックを受けます。
その後お弁当を食べてエネルギーを補充し、調理開始です!
各班オリジナルのかまどを作ります。調理のことも考えて数カ所に分けてかまどを作っていました。
採ってきた山菜を洗ったり、食材を切ったり、火の管理をしたりと班員と協力して調理します。
班で協力する事約3時間...遂に完成です!!
完成後は、各班ごとに指導員への料理の工夫や味のアピールも忘れずに行いました。
3班
班員皆でいただきます!!
1班
2班
「山菜美味しい!」「味付け完璧だね!」などと話しながら山の恵みを堪能しました。
4班
5班
そして指導員全員で話し合い、6日に結果発表を行いました。
どの班も工夫がひかり甲乙つけがたい接戦となりましたが、3班が選ばれました。
他の班にはない山菜入りのポテトサラダや、班での協力が評価されての選出です。
班での活動を通して人と協力することの大切さを学び、自然素材を使って自分たちで調理をすることで、春の味と達成感を味わった1日でした。