八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
農家対面式・農家入り
2020年04月25日
4月25日(土)
この日は、学園生が待ちに待った農家入りの日。
入園から約3週間が過ぎ、無事この日を迎えられました。
何日もかけて、農家さんにお世話になる意味や目的、約束事などのミーティングを重ねてきました。
また同時に、農家さん宅にお世話になる以上、今まで以上に感染予防対策を徹底する事や、農家さんの存在が当たり前でないこと、あくまでもただのホームステイではなく、地域で暮らす家庭にお世話になる中であらゆる体験をさせてもらう「活動」であることを確認しました。
当日、晴れ渡る青空の下、9軒の農家さんがセンターに集合しました。
感染予防のため、全て屋外で、短縮した形でおこなった対面式。
子どもたちは、前日からどこの農家さんへお世話になるのか予想をしたり、誰と一緒になるかなどドキドキしながら当日を迎えました。
1人ひとり名前が呼ばれ、農家さんの前で「よろしくお願いします!」と大きな声で挨拶をしました。
対面式後は、全ての荷物を積み込み、各農家さんの車に乗り、それぞれの家へと向かいました。
次のセンター入りは5月3日を予定していますが、それまでの平日は、学校が休校となったため、学園生は日中センターで過ごすことになりました。それでも、休みの日はそれぞれの農家さん宅で過ごす予定です。
国内では感染者が増加し続け、気が休まることのない状況ではありますが、入園後約3週間の慣れない集団生活から、家庭の温かさを感じながら過ごすことのできる農家活動へ入らせてもらうことは、子どもたちにとって一旦気持ちを落ち着かせることのできる大切な時間ともなります。
まずはこの1週間、農家活動で貴重な体験をしつつ、心の充電をしながら過ごしてきてほしいと思います。