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選択活動・大姥山登山
・4/9(木)
9日は、選択活動。これまでは、全体活動が主でしたが、この日はものづくり班、ネイチャートレイル「冒険コース」散策班、のんびり班の3つから自分がやりたいことを選び活動しました。
ものづくりでは、竹を使ってお箸やスプーン、竹トンボなどを作っている子や、木のつるや花を採ってきてリースを作っている子など、思い思いに工作の時間を過ごしていました。
ネイチャートレイル「冒険コース」を散策した子たち。道の途中には、鎖を使わないと登れないほど大きな岩「大岩」があります。上手く手足を岩にかけつつ、鎖を使いながらほぼ全員が登りきりました。約4キロほどのアップダウンのある山道でしたが、足取り軽く最後まで疲れを見せずに歩いていました。
この日の夜には足形をとりました。
山留生は、毎年入園した4月と修園する前の3月に足形をとります。平日は、標高差のある通学路を往復で7~10キロほど歩く子どもたち。毎日歩き続けると足腰が強くなり、足の裏の形も変わってきます。
「いい足の形してるね」「土踏まずあんまりないね!」と足の形はそれぞれ。修園の時の比較が楽しみです。
・4/10(金) 大姥山登山
この日は、朝からお弁当を持ち大姥山へ出かけました。
大姥山は八坂地区内にある山で、その昔金太郎が生まれ育った山としての伝説がある山です。
標高は1006mとそこまで高さはありませんが、約400mほどの地点から登り始めるため、登りごたえのある山です。
地元の方にガイドしてもらいながらスタート。大姥山の伝説や地勢、植物についてなどの説明を聞きながら登っていきます。
初めは、緩やかな道を登っていきますが徐々に険しくなっていきます。
鎖をうまく使いながら切り立った岩場を登ってきます。
途中にある「大穴」という洞穴でお昼休み。持ってきたお弁当を食べました。
山頂到着。天気が良く、綺麗な青空が広がり遠くの方までよく見えました。
山頂では、地元の方の指示で、山頂からの視界をよくするため周囲の雑木ををのこぎりで伐る作業もお手伝い。「これ切っていいですか?」「切ると視界が開けるね!」と地元の方に聞きながら率先して周辺整備をしました。
帰りは、登ってきた道ではなく山の裏側のルートを通って帰りました。登りと違い緩やかな坂が続くコースで「歩きやすい!」と落ち葉を踏みながら軽快に下る子ども達の足音と笑い声が響いていました。
明日からも活動は続きます。「早く学校行きたいなー」と思わず声を漏らしている子もいますが、毎日の活動を楽しみながら過ごしています。学校にいけない分、日々の生活ミーティングを積み重ね着実に生活力を身につけている子どもたち。早寝早起きし、身体を動かしお腹を空かせて3食しっかり食べ、みんな健康に過ごしています。