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学園生活1週間目
・4月12日(日)
今日はきのこの植菌を行いました。
長野県は「きのこのこの げんきのこ♪」のCMでおなじみの会社の本社があるなど、きのこが県の特産品になっています。
新入園生はナラの木に電動ドリルで穴を空け、きのこの元となるシイタケの種コマを木槌で埋め込みました。
低学年の子も電動ドリルを使い、みんなで協力して無事25本すべてのコマ打ちを終えることができました。
継続生の作業は、これまでに植菌し伏せてある原木の天地返しをしました。
天地返しとは、原木の上下を入れ替え刺激を与えることで木全体に菌糸を蔓延させるために必要な作業です。
今日、植菌したものは2回秋を超える頃に食べられるようになる予定です。その時を楽しみにしつつも、昨年は収穫予定のものを猿に食べられることが多かったので、今年は無事に収穫できる事を祈るばかりです...。
・初めての太鼓練習
留学生は、伝統芸能体験活動や表現活動の1つとして、太鼓や民舞を体験します。今日は新入園生にとっては初めての太鼓練習でした。
新入園生は、入園前の体験入園で披露してもらった太鼓を、遂に自分たちも叩くことが出来るということで、楽しみにしていた様子。継続生に教わりながら、張り切って練習しました。
最初に練習するのは、三宅島木遣り太鼓という伊豆諸島の三宅島を発祥とするもので、祭りの御神輿とともに島中を回りながら叩かれていたもの。学園では、舞台演奏向けに多少アレンジし、入れ替わりながら全員で叩きます。
新入園生に継続生が1人ずつ付き、基本姿勢からしっかり練習しました。
基本となる姿勢やバチの持ち方、リズムなど覚えることはたくさんありますが、学園生32人全員で気持ちを合わせ、秋の収穫祭で皆さんにお披露目することを目標に一生懸命練習していきます。
夜は、学園生全員にアンケート。山村留学が始まって1週間が経ち、今の生活の中で困っている事、今後挑戦してみたいことなどを正直に書いてもらい、それをもとに指導者と面談をしていく予定です。