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アルペンスキー、わら細工
・12/15(日)
2学期最後の活動はアルペンスキー。
この日を誰もが待ちわびていました。八坂は、なかなか雪が降らず本当にスキーができる状態かわかりませんでしたが、鹿島槍スキー場も無事オープンし、学園生全員でスキー活動ができました。
スキー場に着くと「雪だー」と子どもたちのテンションも上がります。体操をして、指導員からの注意事項を聞いた後はさっそく滑り始めます。レベルごと4つの班に分かれてレッスンをスタートしました。
初心者の子は板のはき方や歩き方、八の字で止まる練習をしました。
滑れる子は、久しぶりのスキーに足元やポジションなどを確認しながら丁寧に滑っていきます。
雪はまだ少なく、1コースしか滑走できませんでしたが、予想していたよりも人が少なかったのでたくさん滑ることができました。
また、快晴で、後ろに見える北アルプスの山々がとても美しくそびえ立っていました。
午前中のみのスキー活動でしたが良いコンディションのなか活動を行うことができました。「またやりたい!」と子どもたちも次回のスキー活動を楽しみにしている様子でした。
午後は、希望する子で、毎年この時期に開催されているわら細工(正月飾り)教室へ行きました。
近くの公民館に行き、地元の方に正月飾り用のわら細工を教えてもらいました。公民館の玄関には、正月飾りが既に飾ってありました。
教わって作ったのは、おやす、しゃもじです。何度も作っていて早く出来た子はしめ縄作りもしました。
おやすは、歳神様へのお供え物を入れる器です。しゃもじはお供え物を取り分けるための道具の象徴として牛蒡締め(しめ縄の一種)を曲げて結び、しゃもじの形にして作ります。
子どもたちは、1から作り方を教わりました。「ここ結ぶのむずかしいな」「なかなかきれいにできない」と苦戦しながら何度も作っていまいした。
地元の方の長年の腕前に子どもたちはびっくり、「はやい」「すごくきれい」と魔法のような手際にただただ驚くばかりでした。
写真左が「しゃもじ」、右が「おやす」です。
完成すると「見てきれいにできたよ!」「おやす6個も作ったんだ!」と自慢げに見せ、嬉しそうにしていました。
翌日は、2学期最後の農家入りです。そして、10日ほどで実家へ帰省になります。
3学期に入ると修園に向かって動き出し、あっという間に一年が終わります。子どもたちも、「残りの3か月悔いの残らない日々を過ごしたい」「まだできてないところがあるから直したい!」とそれぞれに課題を持って残りの日々を過ごしていくことでしょう。
令和元年も残すところ半月。来年1月、子どもたちが笑顔でセンターに帰って来ることを楽しみにしています。