八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
« 収穫祭に向けて part2 | メイン | 収穫祭に向けて part3 »
食欲の秋!そして迫る冬の足音
2019年11月06日
2週間後に収穫祭を控えた週末。それぞれが、個人体験に取り組むほか、劇・演目練習、そして収穫祭での係分担の作業等、「やること」がたくさんの週末ですが、そんな日々のワンシーンをお送りします。
・11月2日(土)イワナの一夜干し作り
センターの生け簀を利用し、美麻の女犬原で地域の方々が養殖しているイワナを取りに行きました。その後はこれまた有志の子たちで背開きにして塩をまぶしてセンターの前庭に干しました。
まずは、捌き方を教わります。背開きにする理由は、厚みがあって火が通りにくい背中部分を開いて、早く均一に焼けるようにするためとのこと。魚を捌くのが初めての子は「すごく、ぬるぬるする!」と魚の手触りに驚きながらも、数匹捌くことができました。
そして、2日後の月曜日、お昼に炭火を起してイワナを焼きました。
「私、焼くのやります!」と、率先して火起こしをする子、焼いたイワナをひっくり返す子、網を洗ってくれた子。それぞれが、美味しくイワナを食べるために分担、協力して取り組む姿がありました。一人一尾ずつ、「うまーい」と、焼きたてのイワナを頬張っていました。
・11月6日 朝の景色
前日の夜から星が良く見えた日の朝、表へ出てみると切久保の棚田の先に雲海が見えました。また、足下に目をやると、草花が霜に覆われていました。
朝6時15分、朝のつどいでは、雲海が見える場所に移動し、みんなで雲海を眺めました。
北アルプスも何度か雪化粧し、そろそろ麓にも冬の便りが届きそうです。