八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記
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蜂の子を食べました
2019年10月05日
・10月4日(金)
地域の方が、センターの前にできたキイロスズメバチの巣を取って下さったときに、巣を一段分けてもらいました。
海なし県である信州では貴重なタンパク源として、昔から蜂の子(=蜂の幼虫)が食べられていました。
一般的には土の下に巣を作るクロスズメバチが食べられていますが、今回は地上に巣を作るキイロスズメバチを頂きました。
写真は巣を解体し、つまようじで幼虫やサナギを取り出しているところ。幼虫はそのまま取り出せますが、サナギは白い膜の下にいます。
たまに、成虫も出て来て「うわぁ!」とおっかなびっくりな子もいましたが、徐々に慣れて来て、ひょいひょいとハチノコを取り出していました。(冷蔵庫に入れていたので、蜂は弱って飛びません)
その後、フライパンでしっかりと炒って2種類の味を付けました。奥がバター醤油味、手前が砂糖醤油味です!香ばしい匂いに、釣られて、「食べてみたい!」と味見をしたがる子多数!!
見た目はお世辞にも良くないですが、味と食感はなかなか。
食べたい人が取るようにしていましたが、ほとんど全員が食べていました。「案外いける!」「香ばしいよ!」と子どもたちには好評でした。