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やまなみだより 月別アーカイブ(2019年10月)

八坂美麻学園 元気な子どもたちの山暮らし日記

収穫祭に向けて part2


10月も下旬になり、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。辺りの山々の色も黄色や赤へ変わり始め秋が深まってきました。

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八坂地区文化祭で太鼓民舞を発表!


・10月27日 八坂地区文化祭

秋も深まり、朝晩もよく冷え込むようになりました。

この日は、八坂地区文化祭。八坂小学校の体育館で開催され、地域の皆さまが多数参加される中、伝統芸能の発表をしました。

また、会場には作品展示なども多数あり、合間の時間には、地域の方が育てた作物や、苔玉、クラフト作品や書道作品等を見学しました。

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ハロウィンかぼちゃのコーナーもありました!

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美麻地区文化祭


・10/20(日)

この日は、美麻地区の文化祭に参加してきました。美麻地区文化祭では、地域の方々が集い、作品展示のコーナーや美麻小中学校の生徒を中心とした学習発表などが行われました。

発表のプログラムには、山留生による演目発表もあり、子どもたちは今年初めてセンター以外での舞台発表を経験しました。

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収穫祭に向けて


・10/13(日)

10月に入り、本格的に収穫祭に向けて動き始めています。個人体験や演目練習はもちろんのこと、劇の練習や係の仕事も始まり、限られた時間の中で様々なことをこなしていきます。

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収穫祭という大きな目標に向かっていくには、まずは生活をしっかりと送り時間を作ることと、学園内のお互いの関係や雰囲気作り等も1つずつ築き上げていく必要があります。そんなミーティングも重ねつつ、全体での練習時間を作っています。

この週末も日中は個人体験、夕方には演目練習や係り仕事といった様子で充実した時間が流れています。
個人体験では、地域を一軒一軒訪ねて聞き取りをする子や、センター前で作業をする子、大きな挑戦に向けて準備をする子など様々。皆自分の体験を楽しみながらも真剣に取り組んでいます。

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演目練習では、新入園生も継続生も新たな演目に挑戦しています。新入園生は、入園当初から叩いている「三宅島木遣り太鼓」以外初めて別の演目を練習します。収穫祭で発表できるよう全力で練習に取り組んでいます。

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劇の配役決めオーディションも行いました。配役が決まるとそれぞれの役になり切れるよう練習を重ね、納得のいく発表となるようこれから練習を重ねていきます。

今年は、どんな収穫祭になるのか楽しみです。



台風被害について その後


台風が過ぎ去り、各地で被害状況が報道されていますが、センター周辺は大きな被害もなく、学園生は元気に活動しています。

来月11月16日・17日に行う収穫祭に向け、今日は個々の興味関心に基づく個人体験活動や、太鼓や民舞等の演目練習等、「自分のことは自分でやる」生活の中で1日を余すことなく取り組みを進めています。

明日からは26日まで農家活動に入りますが、20日には美麻地区文化祭、27日は八坂地区文化祭と、舞台発表も控えています。

とり急ぎ、現状況の報告です。



台風被害について


現在、全国各地で台風被害が報告されているところかと思います。

長野県内でも特別警報等が出されている場所もありますが、センター周辺は現在のところ、雨は降ってはいますが、風は弱く、落ち着いている状況です。

今日は、学園生も屋外に出ず、戸締り等確認し、センター内での活動を行っていますので、全員無事で元気に過ごしております。

今後も気象情報等確認しながら、安全確保に努めていきます。



脱穀


・10/7(月)

脱穀

この日は平日でしたが、学校の振替休業で休み。

春の田起こしから田んぼの作業が始まり、約半年。最後の作業となる脱穀をしました。脱穀も昔ながらの農機具を使い手動で行います。

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一通り使う機具の説明を聞き、班ごとに分かれて作業開始です。

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最初は、足踏み式の脱穀機で稲から籾を取ります。回転しているドラムに稲ごと巻き込まれないよう強く稲を握りながら脱穀機に入れるのがコツです。「足踏み頑張ってー」「しっかり握っててね」と声を掛け合いながら作業を進めていきます。

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足踏み脱穀機でとれた籾は、大きいカスなどを取り除くためふるいにかけます。

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まだ籾がついてるものは千歯扱きを使って籾を取ります。

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最後は、唐箕を使い風の力で実の詰まった籾と、籾以外の藁やクズに選別します。

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全ての工程を体験した後は、手動の農機具が全て1つになった機械であるハーベスターを使い現代の脱穀も体験です。あっという間に脱穀してしまう機械に「すごい早い!」と驚いていました。

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今年は、例年よりも多い、籾袋11袋分の「山留米」を無事収穫することができました。



蜂の子を食べました


・10月4日(金)

地域の方が、センターの前にできたキイロスズメバチの巣を取って下さったときに、巣を一段分けてもらいました。

海なし県である信州では貴重なタンパク源として、昔から蜂の子(=蜂の幼虫)が食べられていました。

一般的には土の下に巣を作るクロスズメバチが食べられていますが、今回は地上に巣を作るキイロスズメバチを頂きました。

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写真は巣を解体し、つまようじで幼虫やサナギを取り出しているところ。幼虫はそのまま取り出せますが、サナギは白い膜の下にいます。

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