畑作業・田植え
・5/19(日)
GWに咲いていたセンター周辺の桜も散り、見渡す限り緑の山々が広がっています。そして、日中は汗ばむほど暖かく、半そででも過ごせるほどになりました。
「いってきました!」と響き渡る声とともに農家生活を終えた学園生がセンターに戻ってきました。農家中はしんとしているセンターですが、子どもたちが戻ってくると賑やかな活気を取り戻します。
センター入り後、最初の活動は畑作業!
4月から畑を起こし、肥料をまき、畝を立て、マルチをかける作業をしてきました。今日は、いよいよ野菜の苗植えです。
新入園生はセンターの畑、継続生は一坪の畑に分かれ、苗を植えました。
畝の上にポットを置き、位置を確認してから土に穴を開けて苗を植えます。
トマト、ピーマン、モロヘイヤ、オクラ、ナス、きゅうりなど様々な野菜を植えました。
「これ何の苗だろう」と新入園の子は野菜の苗の見分けが難しい様子でしたが、においをかぎ「トマトの臭いがする!」と色や香りで分かるようになってきました。
継続生は、自分たちの苗をもらうと「よし!植えるぞ!」とテキパキと作業をし、あっという間に苗植えを終わらせていました。
これから、草取りや水やりをして、夏の収穫まで大事に育てていきます。「早く食べたいな!」と収穫が待ち遠しい様子でした。
・田植え
畑作業を終え、お昼ご飯を食べた後は田植えです。
田植えも代かき同様、手作業で行います。
作業に入る前に、簡単な祭壇を構え自然の神様を迎える「春祭り」を行いました。春祭りは農作業が始まる春に、その年の農耕の始まりを神様にお告げし、無事に実りの秋を迎えることができるようお祈りをするお祭りです。
祭壇には、神籬(ひもろぎ)をはじめ、塩、水、きなこおにぎりをお供えし、お祈りをしたあときなこおにぎりをいただきました(直会)。
作業前に中学3年生が線を引いてくれました。
苗を手に持ち、1列に並び一斉にスタート。
ゆっくり丁寧にやる子やテキパキと作業を進める子などそれぞれ自分のペースで作業を行っていました。
センターの田んぼは6畝(6アール)程度の広さしかありませんが、それだけでも腰を折って作業をするため、「あー腰が痛い」「つかれたー」と言っている子もいました。無事全面植えることができました。