週末の活動
・14日(土)
土曜日は鷹狩山へハイキング、午後は田畑起こし、夜は初めての太鼓練習とやることが盛りだくさんでした!田畑起こしは翌日の予定でしたが、雨予報であったため、鷹狩山から戻ったあとに頑張って作業を行いました。
各班にわかれて自然を観察しながら登りました。
「放射状のもの」「フワフワしたもの」「色がきれいなもの」などテーマにそって植物を探しました。各班で拾ってきたものは、翌日にみんなで紹介し合いました。
頂上ではアルプススケッチを行い、雄大な北アルプスの山々を思い思いに描きました。
午後は、田畑起こしをしました。
食べ物を育て、食べるためにはたくさんの苦労があります。田畑起こしはその苦労の第一歩です。重い鍬(くわ)と固く締まった土に苦戦しながらも力いっぱい鍬を振っていました。
夜は、初めての太鼓練習でした。
「自分のカラをやぶる」「思い・気持ちを込めて伝える」といったことを目標に新入園生は慣れないバチを握り必死に叩きます。「スットン スットン スットントン」とリズムを声に出しながら練習していました。
継続生は丁寧に優しく教えていました。
うまくいかない子もいたようでしたがこれからたくさん練習し、みんなの上達した姿に期待です!!
15(日)
この日は朝から雨だったため、午前中にはミーティングを行いました。改めて、学園生の心がまえのこと、これから取り組む「個人体験」のこと、部屋ごとに生活についての約束を再確認するなど、身体を休めつつ、有意義な時間となりました。
午後には味噌玉作りを行いました。
学園では、昔ながらの方法で自分たちが食べる味噌を作ります。味噌を仕込む前に、味噌玉を作ってしばらくおくことで、自然にある菌を繁殖させ、発酵の手助けとしています。このやり方も、昔、麹が高価で手に入らなかった時代に工夫して生み出された知恵の一つです。
今年は90kgもの大豆をつぶし、味噌玉を作りました!
自動の味噌すり機は楽ですが手動になると自分で回さなければいけません。「がんばって回してー」といった声がよく聞こえました。
その声にこたえるように力いっぱい回していました。
味噌玉はソフトボール程の大きさに丸めます。「このくらいかな?」と確認しながら丸めていました。
全ての味噌玉が並ぶとなかなかの量です。この状態で2週間ほどおき、ゴールデンウイークの親子行事で塩と麹、水を混ぜて仕込みます。
夜は、火災等が起きた時、迅速に対応できるように、職員と学園生で避難経路の確認も兼ねて、避難訓練を行いました。
厨房から出火したと仮定して、スムーズに避難ができるよう指示をよく聞き行動しました。いざという時のために避難訓練は大切です。
全員でしっかり落ち着いて外に避難することができました。
今週末には、いよいよ農家対面式です。