修園のつどい
3月16日 修園のつどい
ついにこの日がやってきました。修園のつどい当日、少し緊張した面持ちで入場した学園生の様子を見て、入園のつどいの頃が思い出されました。
これから始まる山村留学に不安とワクワクした気持ちを抱いていた入園のつどいから1年。修園のつどいでは、少し緊張している学園生もいましたが、皆自分の言葉で懸命にお世話になった保護者の方、農家の方々、地域の方々などに伝えようと、生き生きと発表する姿が見られました。
また、太鼓や踊り、歌の発表では、これまでの1年間を過ごした思いや努力が凝集された思いのこもった演奏に、会場は割れんばかりの拍手と涙に包まれました。
これからも継続生として八坂・美麻での生活を続ける子供たち、地元に戻り新たな生活を始める子供たち、皆様々な道をそれぞれ歩んでいくことになり、寂しい思いもあります。
ただ、ここでの生活を糧にして、自分自身で道を切り開き、自分自身の足で一歩ずつ力強く前へ進んでいってくれることを信じています。
1年間、山村留学生を支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。来年度もよろしくお願いいたします。
炭火焼きに誕生日会、大掃除と最後の活動
3月10日(土)炭火焼き、誕生日会
春の暖かな陽気の中、この日の昼食には、センター前で炭火焼きを行いました。この炭火は、つい先日活動で作った炭。焼きそばやお餅、パンを炭火で焼いたり、ソーセージやチーズ、鹿肉を燻製したりと、普段なかなかできない炭火焼きを満喫し、「おいしいー!」と皆よく食べていました。「そろそろかな?」と、ちょうどよい焼き具合となるようじーっと様子を見ながら焼く姿も見られました。
皆が炭火焼きをしている間、個人体験でピザ窯を作った学園生は、ピザを皆に振舞おうと、ピザ窯に向かっていました。もうその真剣な表情は、まさにピザ職人です。焼きたてのピザは、大人気ですぐに売り切れになりました。
その日の午後には、今年度最後の誕生日会が行われ、有志による楽器の演奏やクイズ、コントなどがあり、「笑いすぎてお腹痛い。」と言う程、大笑いする学園生もいました。
その日の夕食とデザートは、学園生が担当。大人数分の食事作りに苦労しているようでしたが、「おいしいー!」との声を聞き、嬉しそうな表情を浮かべていました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー3月11日(土)大掃除
日曜日の午前中から午後にかけては、皆で協力して大掃除。
「立つ鳥跡を濁さず」を目標に、細かなところまで掃除をしていました。
修園のつどいまでもう残り僅か。残りの日々も、気持ちを引き締め、勢いよく突き進んでほしいと思います。
今年度最後のスキー活動&足型とり
3月3日(土)・4日(日)
2日間、雲一つない青空のもと今年度最後のスキー活動をしました。
4日の日曜日にはスキー検定があるため、土曜日は検定に向けて班ごとに分かれて練習をしました。
みんなで山をバックに記念撮影。
4日の検定日は、午前中に事前講習を受けて検定に備えました。
午後からは、いよいよ検定。みんな緊張した表情。「受かる気がしない」と弱気な子もいましたが、「もうやるしないね」と吹っ切れて、思い切った滑りを見せていました。
検定が終わると、閉会式でスキー場の方に無事に活動が出来たお礼をしてスキー場を後にしました。
夜は、結果発表。結果が張り出されるドキドキの瞬間。
結果を見ると、「やったー受かった!」と喜ぶ子もいれば、「次は絶対受かる!」と次回の検定に向けて気持ちを切り替えて意気込む子も。大きな怪我もなく、全11回のスキー活動が無事に終了しました。
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3月5日(月)
学校から帰ってきて、入浴前に学園生の足型をとりました。
学園では、4月と3月に足型をとり、比較をしています。「相変わらずの偏平足だわ」と言っている子や「どれぐらい変わったかなー」と楽しみにしている子もいました。
修園まで残すところもあと10日。学園生たちは、着々と準備を進めています。