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週末の活動
12月8日(金)9日(土)
センター入りした最初の週末は、安曇野市にある曹洞宗の宗徳寺で座禅体験。翌日は安曇野散策をしてきました。
学校が終わり、バスに乗って松川村のすずむし荘で入浴をしてからお寺へ向かいました。
お寺に着くと、荷物を置いて本堂で和尚さんと一緒にお経を唱えました。そのあとは、法話を聞きました。
そのあとは、楽しみの夕食。うどん、おでん、野沢菜と大根の漬物が出ました。食べる前には、食前の偈を唱えてから食事をします。食べ終える時は、食後の偈を唱えます。
夕食が終わるとみんなで座禅。姿勢を正して気持ちを落ち着かせて座禅を組みます。
本堂に飾ってある地獄絵が題材の紙芝居を読んでくださり、みんな真剣に見入っていました。紙芝居が終わると消灯。
次の日は、5時半に鈴の音が聞こえてきて、みんな眠そうに目をこすりながら起きました。朝食の前に、外で鐘つきをしてから朝の座禅。
食事、掃除をして、写経を体験しました。いつも以上に真剣な表情でした。
写経を終え、お寺の前で和尚さんたちと一緒に写真を撮り、お寺を後にして、安曇野散策に出発!
穂高神社に向かい、そこから安曇野を歩きぬくコース・安曇野を知るコースの二つに分かれて活動しました。
歩きぬくコースは、まずは穂高駅から電車で2駅の安曇追分駅へ。そこをスタートに信濃大町駅を目指し、約18キロの道のりを歩きました。途中の、安曇野クラフトパークで北アルプスをバックに写真をパシャリ。天気も良く、「すごい!きれい!」と感想を口にする子も。北アルプスを眺めながら楽しく歩きました。
先日降った雪が、道に残っていて、みんな雪玉を作って投げ合ったり、凍った路面では、スケートのように滑っている子もいました。
お昼は、お寺で作っていただいたお弁当。「おいしい!卵焼き、うまい」といつもと違うお弁当に舌鼓を打っていました。
18キロと長い道のりでしたが、普段から長い通学路を歩いていることもあり、最後まで笑顔で歩き切りました。
安曇野を知るコースは、田淵行男記念館と豊科近代美術館を回りつつ、国営あずみの後公園へ。
オブジェと同じポーズで写真を撮ったり、公園内では雪の積もっているところで雪合戦をしたりと、思い思いに体を動かしました。
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12月10日(日)
この日は、天気も良い中で、炭焼きに使う原木の切り出しを行いました。
林業の仕事に携わる4名の講師をお招きして、木の切り方、ノコギリの使い方などを教わって、各班で1本の木を協力して伐りました。
受け口と追い口という切れ込みを入れていきますが、この作業が難しく、苦戦していました。「ちょっとずれちゃったかなーきれいに倒れるかなー」と心配しながらノコギリを引いていました。最後は切れ込みの反対側からノコギリを入れていきます。少しずつ、木が傾き始めてくると「もうちょっとだ!がんばれ!」と、声が聞こえてきました。ギギギッとという音と共に木が倒れていくと「おぉーー!」と驚く様子がありました。
切り倒した木は、車に積んでセンターへ。炭焼き小屋の薪置き場に移して作業が終了しました。
2日間、充実した内容の体験を行うことができました。